私は、普通のピアニストのように、クラッシックを長年習うということをしていません。ですので、ピアノのレッスンも主に、ジャズ、ポピュラー音楽でしたが、コンサートに誘ってくださった智内威雄さんの影響もあって、そして、元々弾いてこられたクラッシックを弾きたいというリクエストでした。
グノーの作曲で、バッハがアレンジをした「アベマリア」。
大変美しいハーモニーを持った曲ですが、両手でも、しっかりとした音域をカバーし、かつ、メロディは、歌だったり別の楽器でとることの多いこの曲。さてさて、いかに!!
ともかく、左手というのは、ピアノの低音域に手があるわけで。多くの左手のピアニスト達は、座る位置を少し右へずらしています。ただ、そうすると、ペダルが踏みにくいということもあります。
自分でアレンジした「アベマリア」も実際にピアノに向かって弾くと、そういう奏法的な問題があるなと、手直ししたり。とはいえ、ちゃんと練習すればそれくらいカバーできてしまうかなというものもありますしね。
こういって、このような曲を左手演奏用にアレンジする機会が与えれて、とても嬉しいものですね。自分では、決してすることのないアレンジ。まあ、アレンジというほど大胆に変えているわけではないのですけど。それより、finaleのレイアウトを整えるのって、どうしてこうも時間がかかるのかしら?アレンジと同じくらいの時間・・・ぷす!

ご縁というのは、本当に予想のつかないもの。ご縁から始まる新たなご縁もあったりね。そうだ!智内さんがやってらっしゃる左手のピアニストのための楽譜のアーカイブにこのアレンジも加えていただこうかしら?そうだよなあ。ふと思い出しましたが、彼の笑顔はほんとうに美しいのです。そうだよねえ。あのような障害も乗り越えて、音楽に真剣に真摯に向かい合っている姿を思い出しましょう。人間は、弱いものであり、でも、強くもいられます。
夕べいつもの弾き語りのお店ワシントンにいらしたお客様も、「5年くらいピアノを弾きたいと思い続け、今年やっと始めたんだ。音楽は本当に素晴らしいよね」と、いくつものリクエストをなさって、ちょっと酔っ払って、ニコニコと、でも、私のピアノの横でかぶりつきで、聞いていらっしゃいました。
そうそう、私もピアノを弾いている間は、な~んにもかも忘れられます。そう、音楽と私も不思議なご縁なわけですね。
hiroyo Trio+
hiroyo(vo&pf) 達川和俊(gt) 佐久間よしゆき(perc) 坂下貞行(b)
2012年6月7日(木) welcomeback 大塚
03-5957-5141
open18:30 Start19:30
Music Charge(2500円プラス500円 Drink別)