こんにちは

 

フィアスプについてのコメントを書いたついでに、自分の中でモヤっとしているところを整理したくなったので、自分の認識をメモってみました。

ただ、いろんな所の情報をかいつまんで単純化した認識なので、正解を御存じの方は是非とも教えて下さい。

 

<体内への糖の取り込みについて>

〇β細胞が正常な場合

・食事に伴って血糖値が上昇すると、インスリンが分泌されてまず肝臓に取り込まれる。

肝臓のキャパを越えた糖は、さらにインスリンが分泌されて筋肉細胞と脂肪細胞に取り込まれる。

筋肉細胞のキャパを越えた残りの糖は、さらにインスリンが分泌されて脂肪細胞に取り込まれる。

(肝臓と筋肉細胞が取り込める糖のキャパは上限があるが、脂肪細胞はそれ以上にある。)

 

〇β細胞が正常じゃない場合(1型糖尿病の場合)

食事に伴って血糖値が上昇するので、効果が出るまで時間がかかるからインスリンを皮下注射する。

注射したインスリンによって肝臓と筋肉細胞と脂肪細胞に取り込まれる。

肝臓と筋肉細胞のキャパを越える前から脂肪細胞にも取り込まれるので脂肪が付きやすくなる。

 

<インスリン治療で太りやすくなるということについて>

正常なら肝臓と筋肉細胞の取り込みで余った分が脂肪細胞に取り込まれるところが、インスリン治療の場合は3者へ同じようなタイミングで取り込まれる。

そのため脂肪細胞に取り込まれる割合が正常な場合より多くなってしまう。(=脂肪が付きやすくなる)

 

<運動によるエネルギー消費の順番について>

まず筋肉内細胞に蓄えられたグリコーゲンを使う。

次に、血液中のグルコースあるいは脂肪を使う。

最後に、脂肪細胞に蓄積された中性脂肪を使う。

 

<エネルギー消費について>

総エネルギー消費量(24時間相当)は、大きく基礎代謝量(約60%)・食事誘発性熱産生(約10%)・身体活動量(約30%)3種類。基礎代謝量は1日に女性で約1200、男性で約1500kcal。

ざっくりとした成人男性の体内の糖の貯蔵量は(エネルギー換算にして)肝臓に約500kcal、筋肉に約1500kcalの合計約2000kcal。

・脂肪細胞に貯蔵された摂取したエネルギーの割合が多かったとしても、活動するためにはどこから供給されようが活動に等しいエネルギーが必要。

・なので、摂取エネルギーと同等以上に消費していれば、脂肪細胞に多く貯蔵されたエネルギーも全て消費される。

 

<インスリンの種類と糖の取り込み>

・異なるインスリンを使っても、摂取した糖の量が同じで摂取前後の安定した血糖値が同じなら、体内に取り込んだ糖の量は同じ。(=摂取エネルギーは同じ)

・ただし、インスリンの種類によって1単位当たりの取り込み量は変わるかもしれない。

 

<長期的に考えた場合にインスリン治療で太るのか>

・インスリン治療をしていると短期的には脂肪は付きやすくなるけど、しっかりとエネルギー消費をしていれば(消費エネルギー≧摂取エネルギー)長期的には太ることはないはず。

ただし、低血糖だと空腹を感じやすいし捕食もするので摂取エネルギーが多くなりやすいから、その場合は消費エネルギーを増やす必要がある。

(ここが一番大変で苦労しているところやっちゅーねん!)

 

 

ということで、以上が自分の認識です。

はじめにも書きましたが、素人が集めた情報をこねくり回したものなので間違っている可能性もあると思います。

正解を御存じの方は指摘していただいて、正しい情報をみんなでシェア出来ればと思いますのでよろしくお願いします。

 

ではでは