11月22日 手裏剣戦隊ニンニンジャー | 松本寛也 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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11月22日放送の

【手裏剣戦隊ニンニンジャー】

に出演いたします。

魔法戦隊マジレンジャー

小津翼
マジイエロー

として。

この作品を

この役を

再び演じる事に

素直に喜べました。

良かった。

マジレンジャーが僕にとって

役者人生で一番初めての

大仕事で最初のターニングポイントでした。

当時の僕は

役者の【や】の字も知らずに

右も左も分からないまま

仕事をしていました。

初めて映像を通して見る

自分の演技は

表現が過激ですが

殺してやりたくなる程下手クソでした。

役者ってのを

仕事にしたいのに

自分の描いていた

役者を全くできていない自分に腹が立ち

悔しい思いしていた事を今でも

しっかりと覚えています。

そして
映像は一生残るもので

僕にしてみれば
一生残る傷みたいな感覚なのです。

レンタル店でマジレンジャーが借りられていたり

マジレンジャーの話題が

イベントや会話で出る度

その傷が開く様な

胸が痛くなる様な

ドクンドクンと波打ったり

口が渇いたりと。

今でも。

今でもその当時の自分が

ふっと蘇り

亡霊みたいに
僕についてまわっている気がします。

でもその亡霊は

今の自分を奮い立たせている様にも

思えるのです。

思い通りにいかないときに

その時の
マジレンジャーの頃の僕が

出てくるんですよ。

その時の僕が出てくる度に

僕はゾっとして

僕はあの頃には戻りたくない!

その一心でひたすらに演技を続けています。

向上心すら与えてくれている様にも思えます。

あの頃の自分で

今を生きています。




少し話は脱線しますが

僕は役者が好きで嫌いでした。
無茶苦茶な表現ですが

役者になりたくて
でも
思い通りにいかない自分が嫌いで

役者が好きなのに
演技が好きなのに

それをしてる自分が大嫌いでした。

今でも
自分を嫌いになります。


だけど
【役者の楽しみ】を教えてくれた人がいて

それをキッカケに
どんなに嫌でも辛くても


役者をしている事に
【楽しみ】を感じる事ができる様になりました。

そのキッカケがあって

マジレンジャーをしてる時の自分とは

何かが大きく変わりました。

体内の血が
全部新しいモノになってしまったほど
新鮮な気持ちなれたのです。

そこで

僕はもう一度ヒーローを演じたい!

それだけを考えて芝居をしてきました。

そこで

特命戦隊ゴーバスターズ
陣マサト

に出会います。


話しは戻りますが

自分にとって嫌な記憶は忘れたいものです。
今でも当時の自分には決して戻りたくはない。

それでも

今は

魔法戦隊マジレンジャーには

感謝しかありません。

当時の僕を
この作品を愛してくれた方。

僕の事を忘れてしまったけど
マジレンジャーを知ってる方。

関わってくれた人々のおかげで

僕は今の僕を生きれてます。

それは変えれない事実。

本当にありがとうございます。

今でも
まだまだ未熟ですが

少しは成長した自分で

小津翼
マジイエローを演じる

僕を

魔法戦隊マジレンジャーの

小津翼
マジイエローを

是非

見てやって下さい。

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