元気です。
スペインシリーズ第三弾です。
スペインに行く目的の大きな柱が2つあって、一つは建物、建設物でもう一つは美味しい食事をする、というものでした。
スペインという国に興味を持ったのは数年前、スペイン料理を経営されている方のアテンドをカンボジアでした時でした。いくつかプノンペンの飲食店を周ったのですが、スペイン料理屋にも行きまして、そこがめちゃ美味しかったんです。(残念ながらそこのお店はすでに閉店してしまいましたが) その方から、スペインの食事の美味しさをとうとうと聞きまして、「こりゃ絶対いつか行ってみたい」と思っていました。
スペインの食事はダシをとても効かせた料理であること、オリーブオイルを多量に使用するがオリーブオイル自体が新鮮で脂っこさがまったくないこと、否かに行くと一つのお店が一つの料理を出しており、味がめちゃくちゃ洗練されていること、ブドウの産地でもあり、ワインが安価でめちゃうまいこと・・・・
これを聞いてから僕は行きたい国:スペインになっていたのでした。
それで今回は、バルセロナの他にサン・セバスチャンという街にも行くことにしました。
今日は最初の3日間滞在した、バルセロナで「この店はまじうまかった」という数店舗をご紹介したいと思います。
少し横道にそれますが、お店を選ぶ時に参考にしたのは、
1, 地元の人(バルセロナ出身の人)から聞く
2, バルセロナウォーカーというサイトを見る
3, トリップアドバイザーで口コミを見る
という感じで絞り込みました。
で、"2,"のバルセロナウォーカー(http://kamimura.com)ですが、これを見ておけば、バルセロナの旅行はほぼ問題ないんじゃないか?と言えるほどに情報が網羅されていました。バルセロナに行く方には本当にオススメです。結構レストランの情報も多いです。
下記スペイン旅行で行ったレストラン情報です。
<バルセロナで行ったオススメレストラン>
1, La Flauta
バルセロナウォーカーのオススメレストラン。
バルセロナウォーカー主催の夕食ツアーで行くコースに入っているということで知ったお店。トリップアドバイザーの口コミがめちゃ良くて、行くことに決定。
スペインの昼ごはんは15時位が一番混む時間なので、早めに入店しようと思い、行ったのは13時40分くらいだったのですが、すでに8割くらい籍が埋まってました。
ちょっとボケてますが、きのこ
メニューで見てももあまりわからなかったのでとりあえず生ハムとカウンターでうまそうだった物を数点頼みました。
ハムと海鮮の串焼き
ハムは言わずもがな。うまいです。海鮮焼きは塩、にんにく、オリーブオイル、バジルで味付けされています。スペインのオリーブオイルはうまいです。地中海は塩分濃度が濃い関係で、あまり海産物は捕れないそうで、ほとんど大西洋側から運んできているそうなんです。でも、生ではないですし、海産物がおいしくないと感じることはありませんでした。むしろ味がしっかりついて、とても白ワインにあう料理だと思いました。
フォアグラとじゃがいもが層になっている料理。
上にキラキラしているのはカラメルで、全体的に甘めの料理でした。でもコッテリはしておらず、サラッと食べられました。フォアグラがこんな軽い料理で出るんだな~という印象。妻はこの料理がスペイン旅行で一番美味しかったと太鼓判。
海鮮とキノコの炒め物。さっぱりした味で、塩とにんにくがきいていてめちゃ美味しい。また白ワインがよく進む。さっぱりした味でダシがきいている料理は白ワインに合います。
このレストランにかぎらず、スペインのレストランは、一品の料理が多
いので、すでにお腹いっぱいになってしまい、ここで終了しました。本当は隣の席の人が食べていたリゾットが食べたかったけど、、、
ビール、ワインを飲んで食べて2人で40ユーロくらいでした。味も値段も満足。帰るときには、10人位行列できてました。早めに行くことをおすすめします。
2 , La cupla
バルセロナ出身のカンボジアタイガーのOriol監督から教えてもらったお店。サグラダファミリアから徒歩5分ながら、観光客は少なくうまい、と太鼓判を押してもらい訪問。カタルーニャ地方のスパークリングワイン「カバ」に合わせて、鯖とムール貝の煮込みとリゾット。味はやや濃いめ。出汁がきいててコクがある。2人で食べて飲んで60ユーロ。
サグラダファミリアに向けての腹ごしらえには最高のお店。
他の料理も食べたかった。。。
スペインの煮込み料理と言うのは、かなりボリュームがあるのが一般的らしく、すごい鍋できてびっくり。正直スペイン料理いちいちでかいんで、日本人感覚だと5~8人くらいで一品づつくらい頼むのが食事を満喫する方法な気がします。はい。
立地最高、コスパ最強、味は極上。バルセロナ行くなら、ぜひ行ってみて欲しい穴場レストランと思いました。
サグラダ・ファミリアから徒歩5分です。
店内に車停まってます。
バーとかもある感じ。お店の雰囲気はなんというか、ホテルの1F にあるレストランみたいな感じ。すごく良いと言うわけではない笑
激ウマリゾット。豚肉とキノコがふんだんに入っている。半端じゃないダシの効きかた。でも味は濃くなくしつこくない。ガツガツ食える。カバ(スパーリングワイン)が進む!最高!
これがカバ。カタルーニャ地方のスパーリングワイン。確か15ユーロ。さっぱりした味。しっかりした味の料理にめちゃ合います。
大鍋で出てきたサバと貝の煮物。すごいボリューム。
これもおいしい。ビーフシチューかのような濃厚さです。13ユーロ。
2人で2皿だけですが、もう完全に満腹になりました。
3, Les Quinze Nits
イカスミパエリアを食べたくて、上述のバルセロナウォーカーで調べて行ったお店。ガウディが設計した街灯のあるレイアル広場のお店。
絶対並ぶとのことだったので、19時に行けばすんなり座れました(スペインの晩飯ピークは20時)。
イカスミパエリアは濃厚で炊き具合も最高でした。僕がスペインで食べた料理No.1かもしれません。しかも価格は二人前で25ユーロ。他のお店の半額くらいでした。パエリア以外の料理の評判はあまり良くないと聞いていたけど、一緒に頼んだ豚肉のソテーはめちゃうまかったです。
ちょっと料理の提供時間は遅かったけど、ワインはすぐ来たので、ワイン飲みながらのんびり待ちました。20分くらいするとすごい行列ができていたので、ここに来るならスペイン時間ではなく、日本感覚の時間でお店に行くことをおすすめします笑
口の周り真っ黒にして食べたイカスミパエリア
豚肉ソテーと一緒にとった写真。デカさわかります?鍋で提供されてます笑 いちいちでかい。ここでも2人で2品でお腹いっぱい。
濃いめのオススメ!と頼んだらスペイン産テンプラリーニョ。15ユーロくらい。うまい。というかスペインで飲んだワインは全部美味しかった。
<どっちかというと二次会向き?>
4, El National
観光客や地元のビジネスマンや買い物客がごった返すグラシア通りから、何やら良さげなお店が見えてきたので、興味本位で突入。
5000m2くらいの土地に20店くらいの店舗が入った屋内の施設。ドームのような形状の天井に所狭しとお店がならんでいました。
洗練された雰囲気でかっこ良かったです。
食事は食べなかったのでわからないですが、二次会みたいな感じではいいなーと思いました。
<たくさん行ったカフェの中でオススメ2店>
1, Plantationes de Origin
全然行く予定は無かったのだけど、カサ・ビセンスに行く前に朝ごはんを食べよう、と寄ったカフェがすごく良かったので、ご紹介。
地下鉄Fontana駅を降りて北に1ブロック行った角にあるお店。
雰囲気が良いので立ち寄ったら、地元民ばかりでかわいい雰囲気の内装のカフェでした。サンドイッチがサクサクで、エスプレッソがキリッとした味でうまかったです。観光地にあるのに、スペインの地元に溶け込むような空間が良かったです。
スペインのカフェはどこもエスプレッソがめちゃうまなんですが、ここはパンも美味しかったです。
左がエスプレッソに少しミルクを入れた、「カフェコルタード」(日本のカフェで言うとこの「マキアート」ですかね)
右がエスプレッソにミルクの「カフェラテ」
右下が美味しかったサンドイッチ(食べかけ)
スペインはエスプレッソにぬるいミルクを入れるらしく、結構ぬるい。そしてスペインの牛乳はだいたいすこし薄いので、僕はほとんどエスプレッソ飲んでました。この時は旅序盤なので、コルタードにチャレンジしました。(二杯目はエスプレッソ笑)
学校が近くにあるのか若い学生っぽいひとたちがカフェで楽しんでました。いい雰囲気なカフェ。いつ金払うか、いつ注文するか困ったけど、焦んなくていいみたいですぜ。
注文はカウンターで店員が相手をしてくれるまで待って注文します。基本は店員のペースで進むのがスペイン流なんだなと思いました。バルでオーダーするときもそうでした。周りのスペイン人のマネをしてオーダーすることをおすすめします笑
2, Cafes El Magnifico
サンタデルマル教会に行く途中に良さげなカフェがあったので突撃。
コーヒー豆も売っていて、日本の喫茶店のような「コーヒーへのコダワリ」を感じるお店でした。
素敵なコーヒーの茶器も売っていて、いい雰囲気。エスプレッソももちろんうまい。二杯飲みました。
サンタデルマル教会に行くことがあれば、ついでに立ちよってみるのもいいかもです。
スペイン・バルセロナのメシシリーズでした。
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(スペインシリーズだけど笑)