いつ、どこに書いたか記憶はありませんが、
絶対にこの練習のことには何度か触れているはずです。
オンラインで受講されていた方にはお馴染みのあれです。
それは「名詞」を作る練習です。
コツはすごく単純です。
単語の名詞にくっつく説明が形容詞かそれ以外かを感覚的に察知する練習です。
例えば「紛らわしい情報」
紛らわしいをどういう意味で使うかによりますが、
たいていの人は、これを「形容詞+名詞」で表現すると思います。
confusing information
misleading information
みたいに。
たまに、すぐにconfusingやmisleadingが出てこなくて
information that is confusing
information that is misleading
とか言ってしまうかもしれませんが、「形容詞+名詞」よりは不自然ですが、言いたいことは相手に伝わるんですから出てくるだけで素晴らしいわけです。
次に、例えば「長年日本語を勉強しているエミリー」だったらどうでしょう?
「長年日本語を勉強している」なんて形容詞、あったら教えて欲しいです。
たぶん・・・いや、絶対にそんな形容詞はありませんから、
「名詞+説明」
になりますよね。
Emily who has been learning Japanese for years
みたいに。
僕はここで for years としましたが、これは僕の頭の中の「長年」が「何年も」のイメージだったからです。
試験の英作文では❌でしょうが、話す時はあなたの中のイメージをアウトプットするわけですから、
for a long timeでもfor years でもどっちでも構わないんです。
そんなこと気にするだけ無駄ですから、気にしないようにしてください。
この例では関係代名詞を使いました。
「名詞+説明」
これは説明の付け方には、関係代名詞以外にもたくさんのパターンがあります。
そこで必要なのが文法になります。
でも、文法を勉強するより、
僕はどんなパターンが付くのかを頭と体(口)で覚える方が100倍有効だと思います。
しかし、ここまで読んでしまった方は、
まずはどんなパターンがあったか思い出してみてください。
思い出せなかったら文法書やネットで調べてみてください。
見つけたら、理屈よりパターン(型)で理解してください。
それを何度も何度も練習します。
<センテンスの例>
いまだに多くの国民から支持されていないマイナンバーカードは、穴の空いた財布のようなものです。
My number card that is still not supported by many citizens is like a wallet with a hole in it.
構文は、XXX is ○○○ という単純な型です。
ただ、名詞にごちゃごちゃ説明が付いているところが困るところです。
「形容詞+名詞」「名詞+説明」の区別が話しながらついて、
さらに「名詞+説明」を適切なパターンで表現できるだけで、
長いセンテンスも楽々話せるわけです。
誤解があるといけないので言うと
僕は全然気にせずマイナンバーカードを積極的に使っています😀