ロジクールの Unifying 対応マウス M510 の良さを実感してみる | フリーランスエンジニアのお気楽日記

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ロジクール M510

ロジクールの Unifying 対応ワイヤレスレーザーマウス「Wireless Mouse M510」。3 千円前後で購入できる比較的お手頃な価格のマウスですが、スペック的なところでは水平チルトホイール、機能割り当て可能なサイドボタン、レーザーセンサー、Unifying 対応ワイヤレス、電池寿命最大 2 年、と一通りのことはできるコストパフォーマンスの良いマウス。そんないいことずくめのマウスが本当に存在するのか、試用してみました。

ロジクール M510

最初に目に付くのがサイドに配置される 2 つのボタン。大きく張り出でた存在感のあるボタンで、クリック感はしっかり押し込むタイプ。サイズが大きいので押下しにくいといったことは無いと思います。ただ、個人的にはボタンが少し硬い印象ですかね。それと「カチカチ」とクリック音も大きめ。上品さに欠けます。

ロジクール M510

ロジクールのマウスウェア SetPoint からサイドボタンを含めたボタンに自由に機能を割り振ることが可能です。任意のキー入力も設定可能なので大抵の Windows オペレーションは設定が可能です。

ロジクール M510

マウス右サイド側。このマウスは左右対称デザインなので、サイドボタンがないだけで同じデザイン。ロジクールのマウスで多く採用している滑らないラバーグリップと、マウスサイドのくびれで薬指が引っかかる部分ができ力を入れなくても持ち上げることができます。

ロジクール M510

左右対称のサイドのくびれ。マウスが引き締まってカッコイイデザイン。

ロジクール M510

バッテリーはマウス裏から。バッテリーは 2 本駆動が基本ですが、重いと感じた場合は 1 本での駆動も可能です。当然この場合は売り文句になっている「電池寿命最大 2 年」も半減されるでしょうが。また、バッテリーボックス脇に取り外した Unifying レシーバーを閉まっておけるスペースも用意されています。移動時に無くさない工夫ですね。この仕組はコンパクトなレシーバーが採用されるようになってからロジクール製マウスではよくある仕組みになってますね。

レーザー照射口には「HIGH PERFORMANCE LASER」の文字が。こんな低価格帯のマウスにも高精度レーザーセンサーが採用されるようになったんですね。

ロジクール M510

M510 のチルトホイール。流石に低価格でこれだけの機能が載っているマウスなのでホイールの質感は安っぽいです。ノッチ(ホイールを回転させた時のカチッと止まる動き)自体はソフトですが、ホイールの回転は重いです。また、ロジクール製のミドルレンジ以上のマウスでは当然のように採用されているホイールの回転をノッチタイプ/フリータイプで切り替えられる高速スクロール機能搭載ホイールは M510 は未搭載となっています。まぁこの価格じゃ無理もないですけどね。

ホイールで気になったのはもう一つ。マウスを振るとカラカラと乾いた安っぽい音がします。どんなマウスでもホイールの遊びがあるので音は出るんでうが、マウス好きからするとこういう小さなポイントが所有する満足感に繋がったりするんですよねぇ。MX-R とかだとゴツゴツとメカメカしい音がして「何か凄いのが詰まってる」感があってそれだけで幸せだったりします(笑

ロジクール M510

と、色々小さな文句を言っていますが、基本はこの価格で Unifying 対応ワイヤレスで、チルトホイールで、自由に機能割り当てが可能なサイドボタンもあって、レーザーセンサーで、バッテリーの持ちも良く、掴みやすいカッコ良いデザインとくればお買い得であることは間違いないです。今後、Unifying 対応機器の購入を予定している方や、高価過ぎない程々に性能のいいマウスを探している方などに是非オススメしたいマウスです。

ロジクール M510

どーでもいいことかもしれませんが、使っていて気づいたことを 1 点。このマウス、表面がピカピカなので指紋が目立ちます。気になる人は細目にお掃除をどうぞ。ツルツルカラーの他に G700 のようなマットな色があれば良いのにね。