2月20日
ジュリアは手術を受けるため入院しました。
夕方からの入院でした。
手術予定日は翌日でした。
入院の日、先生からの説明では前回CTの時に取った細胞の病理検査の結果が出ており、
やはりメラノーマでした。
そして手術当日予定を説明して頂きました。
朝一番で再度CT検査をして口腔内腫瘍と肺へ転移した腫瘍の確認をするとのことでした。
肺へ転移した腫瘍が大きくなっていたり、ひどくなっている場合は手術はしませんとのことで少し不安でした。
手術をしない場合は10時半頃に連絡しますと言われました。
予定通り手術の場合は連絡しませんとのことでした。
手術の内容は口腔内腫瘍の切除、首のリンパ節の切除、前回CTで偶然発見された肛門腺の腫瘍の切除です。
一種に帰ろうとするジュリア。不安そうな顔をしてこちらを見てました。
手術当日、無事に終わってほしいと願っていましたが、
10時45分頃病院から電話がありました。
病院から電話と分かった瞬間、手術も出来ないほど悪いんだと思いました。
先生の話しでは口腔内腫瘍は大きくなっていますということと、肺の方は1mmだけ大きくなっていますけど、
手術は予定通り行いますとのことでした。
ほっとしたような逆に不安になったような何だか落ち着かない時間が過ぎて行きました。
予定では1時過ぎ位には終わるでしょうとのことで、終わったら連絡をもらうことになっていましたが、
2時を過ぎても連絡は無し、会社を早退して急いで病院へ向かいましたが、その間も連絡は無し。
3時半に病院に着きました。
受付で面会だということを告げて待つこと30分。
先生が手術室から出てきました。
出血も少なく無事に終わりましたと言いながら、切除したものを見せてくれました。
麻酔から覚めるまでもう少しお待ちくださいとのことでその後ジュリアに会いました。
ジュリアと言えばヤンチャ、お転婆、じゃじゃ馬と三拍子揃った良いワンコですから。
そのジュリアが麻酔から完全に覚めていないとは言え、
ぐったりして、目の焦点が合わず、右側の顔から首にかけて毛は剃られ、
口元から顎の関節まで頬に手術のあとがありました。
ある程度分かっていたことではありましたが、さすがにショックでした。
こんな風になるまでやって良かったのかなあという思いと、
これからの時間を少しでも元気に過ごせたらという思いと、
複雑でした。
ジュリアが元気で戻ってくればすべてOKなんだけどね。
とりあえず、手術はよく頑張ったよ。
ジュリアさん。