お客さんよりお客さんのビジネスに詳しくなる | システム開発現場のオラ系PMのプチアドバイス

システム開発現場のオラ系PMのプチアドバイス

金融機関のITシステム開発のPM(プロジェクトマネージャ)
の視点で気づいたことを書いています。

システムやマネジメントだけでなく、
幅広いテーマで気の向くままに書いています。

周囲の人を観察して思うのですが、ほとんどの人は、
自分自身の守備範囲以外の業務を知らないです。

営業部の人なら、得意先には詳しいが、仕入先のことは詳しくない。
購買部の人なら、仕入先には詳しいが、得意先のことは詳しくない。

別に守備範囲以外の範囲に詳しくなくても、
直近の日常業務には差し支えないとは思います。

しかし、長い目でみれば、自分の守備範囲を本来の業務の枠を飛び越え、
徐々に拡大しておくとよい
でしょう。

なぜなら、守備範囲を超える知識があると、思わぬところで役にたったり、
周囲の人から一目おかれる存在になるからです。

経営層から見ると勉強熱心で優秀な社員だと評価されます。

また、自分自身の知的好奇心を満たすためにも、少しずつ知識や
デキることを増やしていくことは大切だと思います。

このように、自分の守備範囲以外の知識や経験を積むと得だらけなので、
少しずつ守備範囲を拡大していくとよいでしょう。

また、お客さんと打ち合わせしていると、お客さん自身も、
お客さんの勤務先の会社がどんな会社と取引しているか知らないことが多いです。

そのため、お客さんの担当業務の一歩外くらいの範囲で関係ありそうな取引先
について事前に調査し、情報提供すると、喜ばれることがあります。

お客さんよりお客さんのビジネスに詳しくなる

お客さんよりお客さんのビジネスに詳しくなるととても信頼されるので、
長期にわたって、得意先となってくれる可能性が高まります。

また、ビジネスうんぬんぬきで、人は誰しも知識欲なり向上心を持っているため、
家族や友人や恋人に対しても守備範囲の一歩外の知識を提供するように
心がけると良い人間関係が築けると思います。