『井戸の大小はあれど 人は皆 井の中の蛙だと思う』 | 名前の詩(ポエム)の癒詩家・字遊書家Sugiオフィシャルブログ

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最近ではゲストハウスに泊まることも多い

そこでは様々な出会いがある

今も実は鹿児島のゲストハウスに泊まっている

3日前から顔をあわせる可愛らしい欧米の女性がいた

僕は英語がからきしダメだ…

携帯の翻訳を使って「どこから来たの」って聞いてみようと思いながら、3日が経った…

僕は意外にもシャイなのだ…

昨日突然彼女は流暢な日本語を話しはじめた

日本語バリバリいけるんやん(笑)

色んな旅の話や今学んでいることなんかが聞けて面白かった


先月も同じゲストハウスに滞在したのだが、その時の出会いがきっかけで作品の依頼をいただき、継続してお仕事の話をすすめている


ゲストハウスにはこんな面白さが詰まっているのだ

それを知らなかった僕は

知らない人と雑魚寝⁉
セキュリティは⁉

などとゲストハウスを敬遠していた

もちろん好みはあると思う


宿泊費など経費のこともあり、ゲストハウスに泊まってみると、上にも書いたような体験をすることができた

井戸の外を知れたのだ


自分の部屋から出られない人のことを「引きこもり」と言ったりするが

広い視野で見ると、僕は日本から出られない「引きこもり」なのかもしれない

43年生きてきて、色んな経験をしてきたようで、知らないことも多いし、知らない世界も多い

僕の井戸の大きさがどうなのかは分からないけど、僕は僕の井戸の中を泳いでいる蛙にすぎない

色んなところに行き
色んな話を聞き
色んな経験をかさねることで

この井戸は広がっていくのだと思う


『井戸の大小はあれど 人は皆 井の中の蛙だと思う』