「ありがとう」からはじまるんですね | 名前の詩(ポエム)の癒詩家・字遊書家Sugiオフィシャルブログ

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【~筆文字の贈り物~Sugi庵】
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先日の九州旅行

大野勝彦美術館に立ち寄りました


大野さんは45歳の時、農作業中に不注意から機械に両手を巻き込まれ切断


入院3日目には肘に筆を固定し、詩を書き始める


現在ではこちらの美術館でお客様との出会いを楽しみながら、各地で個展や講演会を開いてらっしゃいます



大野さんは腕がないため長袖シャツの袖を切らないといけません


その役目はお母さんで、着たままのシャツの袖を着るのは難しく、いつもモタモタしてしまいます


大野さんはそんなお母さんについ当たってしまいます


ある日、お母さんがひとりシャツを切ろうとしている姿を偶然にもみつけてしまいます

その時お母さんは目に涙をためていて、その涙は右手のハサミまでも濡らしてしたそうです


大野さんは気づきます


辛いのは自分だけじゃない


こんな自分を支えてくれる母がいる


父がいる


子供たちがいる


ありがとう



事故で手を失ったから、子供と触れ合う時間が増えた

ありがとう



事故すらに感謝できるようになった大野さんの人生は大変明るいものになっていったそうです



私たちも


産んでくれて

育ててくれて

ありがとう


と思えて、はじめて親孝行ができるんじゃないでしょうか




仕事でもそう



この不景気の中、雇ってくれている会社がある 


ありがとう



逆もそう



この不景気の中、働いてくれている従業員がいる


ありがとう



仕事を下さるお客様がいる


ありがとう



すべて受け入れて「ありがとう」と思えたら、


ハッピーな毎日を送れるはず



結果も変わってくると思います




まずは、身近な人に言ってみましょう





ようこちゃん


いつもありがとう