先日、SMAPの中居正広さん、石坂浩二さんたちが広島の平和記念公園を訪れました
そのニュースを見て僕のおばあちゃんが被爆体験を少し話してくれました
8月6日の朝おばあちゃん(当時20歳)職場に向かう途中でした
ふと服のボタンが取れかかっていることに気づいたおばあちゃんは
・気にせずそのまま会社に行く
・家に帰ってボタンを付け直してから会社に行く
の選択をせまられ、後者を選びます
家に着いてボタンを付け直して裁縫箱を片付けたその時
ピカッ
ドン
8時15分
原爆が落ちたそうです
不思議と家の下敷きにもならず、崩れた家の中で立った状態だったので簡単に家の外へ逃げれました
家の外で被爆した人は大火傷
家の中で被爆した人は火傷は免れるが、運悪く家の下敷きになった人は生きながらにして火に炙られ命を落とすことに...
広島の街は一瞬にして壊滅
直接爆風や熱風の被害にあわなかった人も放射能にやられ命を落とす人も...
おばあちゃんは話をしてくれながら何度も
「あ~思い出したくない」
って言っていました
もう二度とこんな経験をする人はつくっちゃいけません
心からそう思います
そして、ボタンひとつで命を取り留めたおばあちゃん
その命を引き継いだ僕
大事にしなきゃいけないと思いました