※このブログは「goo blog」閉鎖にともないgoo blogで最後に書いた文章のコピーとなります。
【重要なお知らせ】
いつもブログ「ガンダムアート製作秘録」を訪れてくださる皆様へ。
ひろちゅんです。
今日は皆様に、大切なご報告と、私からの最後のお願いがあって筆を執りました。
16年以上お世話になったこの「goo blog」が、残念ながらサービスを終了することになりました。
ランナーガンダムをはじめ、多くのガンダムアートの制作過程を共有し、皆様から温かいコメントをいただき、時にはイベントやテレビでご紹介いただくという夢のような経験もできました。
この場所で過ごした時間は、私にとってかけがえのない宝物です。改めて、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

(テレビ番組「笑っていいとも」スタジオアルタにて)
この思い出深いブログでの最後の投稿として、私が全身全霊をかけて作り上げた、もう一つの作品を発表させてください。
皆様は、私のことを「ランナーガンダムの作者」として知ってくださっていると思います。
ですが、あのアート作品に注ぎ込んだのと同じ、いや、それ以上の情熱を数年、静かに注ぎ込んできたものがあります。
それが、私が自ら筆を執って執筆したWeb小説『タイムリ・スタート』です。
◆私がWeb小説を書いた理由
「なぜアートの人間が小説を?」と思われるかもしれません。
その理由は、私がガンダムという作品に惹かれた原点にあります。私を突き動かしてきたのは、モビルスーツの造形美だけではありません。
その根底に流れる『ニュータイプ』という概念でした。
アムロとララァが戦場で感応しあった、あの魂の交感。言葉を介さずとも人が分かり合う可能性。
そして、ララァを失ったシャアが感じた、あの共鳴の喪失感。人の意識が拡大していくという独特のテーマが、私の創作意欲の核となっています。
ランナーガンダムが、そのテーマを「ビジュアル」で表現しようとした試みなら、この『タイムリ・スタート』は、「物語」そのもので、そのテーマの核心に挑んだ作品です。
ビジュアル作品ではないので、皆様にとっては少しハードルが高いかもしれません。
ですが、ガンダムが好きな皆様になら、私がこの物語に込めた魂を、きっと感じ取ってもらえると信じています。
◆Web小説『タイムリ・スタート』に込めた想い
この物語で私が描きたかったのは、特殊な力を持ってしまったがゆえに苦悩する、一人の青年の姿です。
主人公の永見瞬助は、命の危機に瀕すると無意識に「時間停止」を引き起こします。しかし、停止した世界で彼にできるのは「思考」だけ。
その孤独な思考の果てに、彼は何度も奇跡を起こしますが、心はすり減っていきます。
その姿は、望まぬ力に翻弄されたアムロやカミーユのようです。
そして、この物語にはもう一人、重要な人物が登場します。謎の共鳴者『R』です。
Rは、瞬助が停止した時間の中で、彼の思考に「共鳴」できる、まさにニュータイプのような能力を持っています。
しかし、その繋がりはあまりにも残酷です。
ララァがアムロと交わしたような温かい共感とは真逆で、善意の声は届かず、「悪意」や「憎しみ」を抱いた時だけ、彼の思考に干渉できるのです。
主人公を救いたいのに、憎しみの刃でしか繋がれない――。
このどうしようもなく切ない関係性こそ、私がガンダムの人間ドラマから受け取ったテーマへの、私なりのアンサーです。
この小説は、私の創作活動の、もう一つの魂です。
このブログの最後に、私の全てを注いだこの物語を皆様にお届けできることを、大変嬉しく思います。
◆新しい場所で、物語は続きます
そして、最後になりましたが、今後の活動についてのお知らせです。
このブログは閉鎖となりますが、私はこれからも創作を続けていきます。
新しいブログを「Amebaブログ」に開設しました。
お手数ですが、ブックマークや読者登録をしていただけると、本当に嬉しいです。
これからは新しい場所で、『タイムリ・スタート』の更新情報や、また新たなアート作品について発信していきたいと思っています。
これまでの創作活動の集大成ともいえる『タイムリ・スタート』を、ぜひ読んでみてください。
そして、これからも続く私の創作の旅を、新しいブログで見守っていただけたら幸いです。
16年間のご愛読、本当に、本当にありがとうございました。
そして、これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。
2025年9月15日
ひろちゅん
▼Web小説『タイムリ・スタート』はこちらから
(ぜひ第1話からお読みください)https://kakuyomu.jp/works/16818093093188379753