ブルーの入浴剤を選んだ



もう春なんだなぁって

透き通るような青空



見上げたサクラ



東京の街並


橋の上から眺めた夜景や観覧車

目に入る景色がひとつひとつ胸に染み、
あぁこの景色が「今」なんだと受け入れるように歩いた


これからどうなるんだろうな?

そんなことをこれまでも何度も何度も繰り返し生きてきた
たどり着く「その場所」がきっとその場所なんだろうな?

ハッキリとした行き先なんてずっとなかった
ただ流れ行く時間のなかに翻弄されながら生きてきた

ただなんとなく


でもそこに恐れはない
あぁそうなんだと「そんな人生」を見つめ受け入れる

無理に生き延びたくなんてない
そうかそうかと受け入れて終わりを向かえたい

だけど生きてるんなら笑っていたい
そうかそうかとひとつひとつの出来事を噛み締めて見つめていたい