18日の大雨の影響で、鹿児島県屋久島町では、道路で土砂崩れが発生し、あわせて262人の登山者が下山できず、一夜を過ごしました。

鹿児島県から災害派遣要請を受けた陸上自衛隊や海上保安庁が、天候の回復を見ながら救助にあたる方針です。

屋久島町によりますと、18日の大雨で県道で土砂崩れが発生し、登山者が下山できなくなって孤立しています。

孤立している人は、「縄文杉」に通じる島の東側の登山道に集中しているということで、荒川登山口のバス3台に乗客191人、レクリエーション施設の「ヤクスギランド」の施設内に34人、通行止め区間の県道のバス1台に乗客24人、また、「縄文杉」の近くの山小屋にも13人が避難しているということです。

町によりますと、今のところ、けが人の情報はないということです。

屋久島で孤立の登山者 救助へ|NHK 鹿児島県のニュース