ヘルメットで暑さ対策? | バイクとサーキットと旅と生活。

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真実だけではなく虚構も入り混じっております。
チラシの裏の落書き程度にご覧くださいませ。

こう、暑くなって来るとバイクに乗るのが辛くなってくる。


過去に一度だけ熱中症になった事があって、しかも体力の有る10代の頃。

当時はまだNS-1に乗っていて、原付だから高速も乗れない。

高校の友人も同じくNS-1に乗っていて、休日はそこいら中を駆け回っていた。

で、この友人がとんでもない体力バカだったのを忘れてた。


その日、最初は川越に行って、その後は大東文化大の近くの周回できる山道に行き、走り回って締めに定峰峠と言うルート。

その後、その体力バカが熊谷ドームに行きたいと炎天下のなか言い出したので付き合うことに。

インカムも無ければ、携帯に地図アプリが有るか無いかの時代。

今、どう考えても東松山経由のとんでもない遠回りに付き合わされた気がする。


私のヘルメットは黒のフルフェイス。

炎天下の中、軽く蒸し焼きになり、汗も止まり目がチカチカしてくる。 

手足の痙攣こそ無かったけど、帰宅後は本当に倒れるようにダメになった。

冷たいスポドリやレモンティーを4リットル近く取るけど全くトイレに行きたくない。

それどころか、まだまだ飲み物が足りない感じ。

その後も3リットル以上飲み、なんとか身体のダルさが抜けて元に戻りました。


確実に熱中症&脱水症状。

要因は体力バカに付き合ったのが一番。

定峰峠から遠回り熊谷ドームまでノンストップでした。

次に私のヘルメット。

黒は本当に熱が籠もる。

どれぐらいヤバいかって言うと、例えばですがレーシングカーって殆どエアコン無いんですね。

横浜タイヤのアドヴァンカラー(黒/赤)のレーシングカーが有ったりすると、他のレーシングカーより車内が20℃近く高いなんてよく有る事。

最近のGTマシンにゃエアコン付いているそうですが、、、。

仮に冷感グッズが有ってもあくまでも"感"であって、実際に温度が下がるワケでは無い。
意図的に気化熱を作るか、空調服のような物で常に風を流すしかないのです。 
(ツナギ全周にパンチングが無いツナギで、二の腕と首元だけにパンチング空けておくと、走行中は首元に強制的に風が流れるから全周パンチングより涼しい場合が有る)

じゃあヘルメットにどんな対策を取れば良いか?
見栄えを気にしないので有ればヘルメットの頭頂部にメッキのラッピングフィルムを貼り付けるのが良い。
フォーミュラドライバーのヘルメットがメッキ塗装なのも太陽光を反射させるための措置が始まり。
タクシーのルーフだけミラー(メッキ)塗装やラッピングが貼られているのも夏場のクーラーの使用率を下げるためです。黒いルーフの物に比べてエアコンの設定温度を5℃近く上げても楽になったなんて事が有るぐらい。

昨今流行りのマット塗装。
一番太陽光の吸着が大きく熱を持ちやすい。
日本は亜熱帯に近い地域国(実際に那覇などは亜熱帯だし)。
夏の雨を夕立なんて言うけれど、ヨソの国ではスコールですからね、、、ニヤニヤ

夏の走行は本当に暑さ対策が大切だと思う。

なにぶん、皆様もお気をつけ下さいませ。