NSR500V | バイクとサーキットと旅と生活。

バイクとサーキットと旅と生活。

のんびり、マイペース。
真実だけではなく虚構も入り混じっております。
チラシの裏の落書き程度にご覧くださいませ。

同爆、スクリーマーと進化したNSR500、
常勝無敗にして、孤高の存在。

そのNSR500を倒すためにホンダ(HRC)が新しいアプローチで開発したのがNSR500V。

この、生まれは同じHRCで似通った名前を持ち排気量は共に500cc、しかし2車の違いはNSR500はV4エンジンに対して、NSR500VはVツインエンジン。
レギュレーションでV2エンジンはV4エンジンより車重を軽くする事が許されるのでコーナリングスピードなどで優位にできると判断され対NSR500のために投入。
しかし正格には、NSR500のリース料の支払いが厳しいプライベーターの為の市販レーサーでした。

NSR500VはTSRにオリジナルフレームが製作されカスタムメイドマシンとしても活躍しました。

コースや条件によってはV4マシンを抑えて予選トップタイムを手にしたりもした。
青木拓磨さんとNSR500V
生産台数は33台にプラスアルファ、
実はS1000RRを買う前に中古車を探していた事が有りました(笑)
ヨーロッパで「売っても良いよ」と言ってくれた所があって、値段にして350万円と言われました。交渉の末300万円までプライスダウンしてくれましたが、ワケあって買いませんでした。
今思うと買っておけば良かったかな~?(笑)
市販されていたころは約1000万円(キット付きで980万円だったかな?)。
高価なバイクですが、コレを買えば世界選手権の最高峰クラスに参戦できるのですから、有る意味で安いもんです。
ワークスV4エンジンの車両のリース料は億単位ですから、、、。

魅力的な存在でしたが、立ち上がり加速で優位なV4のNSRには勝てなかった。
拓磨さんのケガの影響で後任のセテさんが乗ったけど、ドゥーハンさんのケガでセテさんはV4に。
そしてここで他に開発できるライダーも居らずワークス仕様は開発終了。

33台作られたNSR500V、前半と後半でガソリンの問題も有ったけどホンダの市販レーサーで作りにバラつきが有ったのも珍しい。
ホンダが所有しているのもコレクションホールに有る1台のみ、、、
出自の影響も有るけれど、どんだけ稀少マシンになっちゃってるんだか、、、💦

走っている所をひさしぶりに見たいなぁ。