「怖さ」を越えた先にあるもの




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自己紹介です。

僕は踊りすぎてしまい、

膝の半月板がありません。

そして、人工股関節です。





数年前、、、

僕にとってのダンスは、生き甲斐だったから

それがない生活は考えられなかった。

ダンス中毒ね、笑

でも、踊れば踊るほど、体の痛みが増していき、

寝ても起きても、一日中傷みに悩まされて、

薬もシップも効かなくなってさ、、、

それでも踊りをやめられない、、、

もう少しの間だけ踊らせて、、、って自分の体にお願いしてた。

苦しかったな。

大好きな事を選んでるのに、体が痛がってた。




そして、


踊りの世界から離れる事を決めてから、、、


ハッピーちゃんのキックオフで踊らせてもらった。








不思議とこの時は

全く体の痛みがなかったんよ。





あれから、一年数カ月、、、

僕は壱岐島の大自然に囲まれて

ひたすら塩をつくりながら、自分と向き合ってた。




「踊りの世界」から離れて、、、。


何にもない、何にもできない、得意な事ひとつない

ただのおじさん（もと女性）になった。

もちろん、ほとんどの人が、そんな僕から離れていった。


それは僕にとってめちゃくちゃ怖い事だったけど、自分を知ることができた。

そこには、ダンスがなくなってしまっても、楽しく生きれてる自分がいたの。


怖さを越えた先には、出会いと自信が待ってた。

そして、新しい人間関係ができていったん。


心も体もマジで軽くなってさ。





そしたら、

あんなに避けていた「踊る事」をしたくなったん。

「ただのおじさん」として。



もう人前で踊る事はないかもしれなかった。


でも僕はまた踊りたいと思ったん。


今の僕として。


ようやく、ほんとにやっと、、、

自分の生まれた時の性別も、自分が選んだ生き方も、

もっと言うと老いさえも、受け入れる事ができたんね。


そして、この講座で


自分が愛おしくなってる。


もうね、一気に色んな事が

解けていくんだ。



今の僕は今までよりも踊れない。

でも、今の僕だからできる表現があると思うんだ。


おじさんのまま

精一杯、踊る。

もう「わざわざ」男っぽく踊らなくても、

もうただのおじさんにしか見えないしね、笑。


ハッピーちゃんのキックオフ以来、

久しぶりに踊ります。


あれから1年以上経つんだね。

こんなに舞台の世界から離れた事はなかったよ。


もう今までの僕を追いかけない。

これからの僕を見つめていくだけ。

ただ気持ちよく、自分らしく表現していくだけ。

こんなに舞台が楽しみなのは、

初めてかも知れないっ✨‼️




名取寛人



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