先週の金曜日の事です。
時間は夜中の2時過ぎ、帰宅する為にタクシーに乗ろうと思い、路肩を歩いていたら、どこかからクラシックのオーケストラが演奏しているような音楽が聴こえてくるんです。
「ジャーンジャーカジャーン」ってちょっとチープな感じのサウンド。
近くにスピーカーらしきものはないし、案外大きな音だったので、その音の主を探してキョロキョロと辺りを見回してみました。
どうも足元の方から聴こえてくるようなので、路肩と道路の間の辺りを2~3メートル歩いてみると、音の主が見つかりました。
赤いケースに入ったスマートフォン。そのスマホの着信音が鳴っていたんです。
鳴り続けているスマホを拾うと、「○○の自宅」って着信元が表示されていたので、恐らく持ち主が鳴らしているのだと思い、その電話に出てみました。
「もしもーし。」と私が出ると
「あ!タクシーの運転手さんですか?」
上ずった女性の声がしました。
「いえ、これ道端に落ちてたんですよ。私が通りかかって着信音がしたんで拾って出てるんです。ここは○○の交差点のとこですよ。」
「すみませーん。じゃあすぐに取りに行くので待っててもらえませんか?近づいたらまた電話しますんで。」
そこそこ寒かったのですが、10分ぐらいするとまたそのスマホに着信がありました。
「もしもーし。」
「あ、もう交差点に来ました。あっ。判りました!」
横断歩道の向こう側で手を上げながら一人の女性がこっちに近づいて来るのが見えました。
「本当にすみません。ありがとうございます。助かりました。」
ペコリと頭を下げた女性は20代前半ぐらいでしょうか。暗かったのでハッキリと顔は判りませんでしたが。
「偶然通りがかったので気が付いて良かったですね。はい。これ。」
と赤いスマホを彼女に渡して、私はタクシーに乗り込みました。
後部座席からチラッと彼女の方を見ると、再びお辞儀をしていました。
私が着信音に気が付かなかったら、彼女は朝までは携帯が見つからなくて不安な時間を過ごしたんだろうなーって思います。
まあメデタシメデタシ。
時間は夜中の2時過ぎ、帰宅する為にタクシーに乗ろうと思い、路肩を歩いていたら、どこかからクラシックのオーケストラが演奏しているような音楽が聴こえてくるんです。
「ジャーンジャーカジャーン」ってちょっとチープな感じのサウンド。
近くにスピーカーらしきものはないし、案外大きな音だったので、その音の主を探してキョロキョロと辺りを見回してみました。
どうも足元の方から聴こえてくるようなので、路肩と道路の間の辺りを2~3メートル歩いてみると、音の主が見つかりました。
赤いケースに入ったスマートフォン。そのスマホの着信音が鳴っていたんです。
鳴り続けているスマホを拾うと、「○○の自宅」って着信元が表示されていたので、恐らく持ち主が鳴らしているのだと思い、その電話に出てみました。
「もしもーし。」と私が出ると
「あ!タクシーの運転手さんですか?」
上ずった女性の声がしました。
「いえ、これ道端に落ちてたんですよ。私が通りかかって着信音がしたんで拾って出てるんです。ここは○○の交差点のとこですよ。」
「すみませーん。じゃあすぐに取りに行くので待っててもらえませんか?近づいたらまた電話しますんで。」
そこそこ寒かったのですが、10分ぐらいするとまたそのスマホに着信がありました。
「もしもーし。」
「あ、もう交差点に来ました。あっ。判りました!」
横断歩道の向こう側で手を上げながら一人の女性がこっちに近づいて来るのが見えました。
「本当にすみません。ありがとうございます。助かりました。」
ペコリと頭を下げた女性は20代前半ぐらいでしょうか。暗かったのでハッキリと顔は判りませんでしたが。
「偶然通りがかったので気が付いて良かったですね。はい。これ。」
と赤いスマホを彼女に渡して、私はタクシーに乗り込みました。
後部座席からチラッと彼女の方を見ると、再びお辞儀をしていました。
私が着信音に気が付かなかったら、彼女は朝までは携帯が見つからなくて不安な時間を過ごしたんだろうなーって思います。
まあメデタシメデタシ。