普段はとっても冷静で、滅多に声を荒げたりする事のない私ですが、若いころは怒りに任せて思い出すと顔から火が出そうになるぐらい恥ずかしい行動をした事が二回あります。


一度は環七での運転中でした。


左の細い道から出てきた車が、全く周りを見ないでグーッと私の前に割り込んできて、危うくその車に追突しそうになりました。


クラクションをプーっと鳴らして相手に警告をしたのですが、こっちに気がついているのかいないのか、そのまま平然と何事もなかったように私の前を走っているんです。


普通はそんな危険な運転をしたら、車内から手を挙げて「すみませーん」と意思表示をするとか、今だったらハザードランプをチカチカってするとか、何かしらのアクションをするものです。


しかしながらそんな素振りは全くないので、さすがの私もムカッとして、プーっとクラクションを鳴らし続けながら、その車の後ろにピタっとくっついて環七の道路を2キロぐらい煽ったんです。


信号で止まったので、即座に車から降りてってその車の運転席の横に行って窓ガラスをゴンゴン!と叩き、運転手にひとしきり文句を言っちゃいました。


運転していたのはどんな人だったのかは全く覚えていませんが、怖い人だったら逆にこっちが危なかったですね。


次も運転中の出来事です。


交差点の右折信号で二番目に並んでいた私。


右折が青信号になったのに、前の車はそれに気が付かないのか全く動かない。


気が付かせる為にプッと短いクラクションを鳴らしたのですが、結局動かなかったのでまた赤になってしまい、右折が出来なかったんです。


またもやムカッとした私は、車を降りて運転手のところへ。


運転席を覗くと、そこに座っていたのは外国人でした。


仕事でちょこちょこと英語を使っていた私は、その人に
「Hey! why don't you ~」みたいな感じで英語でガーっと文句を言いました。


するとその人はキョトンとした顔をしてこう言ったんです。


「ワタシ、エイゴワカラナイヨ!」


「……。」


その返答を聞き、怒りの矛先が無くなってしまった私は、すごすごと自分の車に戻りましたとさ。


一応追記しておきますが、私は車に乗ったら人格が豹変するタイプではないですからね。


20年以上前にあった、若気の至りエピソートです。