先週、会社で仕事をしながら机の上のラジカセで「松本隆に捧ぐ~」って企画アルバムを聴いていました。

5曲目に佐藤竹善がカヴァーした「木綿のハンカチーフ」が収録されています。
そう、太田裕美の名曲です。

竹善さんのカヴァーもいいけど、オリジナルが聴きたくなってi-Tunesで検索してみました。
ん?オリジナルが売ってない。
もしかしたらって思って調べてみたら、案の定ソニー音源でした。

ご存知の方も多いと思いますが、Apple VS Sonyの関係で、ソニーの音源は未だにi-Tunesでは買う事が出来ません。
聴けないと解ると余計に聴きたくなって、You Tubeで検索していると、私の近くの席のAちゃんが
「ここに入ってますよ♪」って、自分のライブラリーからさっとCDを貸してくれました。
それが筒美京平トリビュート・アルバム。Aちゃん気が利いてます♪

何だか出てくるのは企画モノばっかりですが、この中にはしっかり太田裕美のオリジナル「木綿のハンカチーフ」が入ってるんです。


ラジカセにCDを入れて早速かけてみました。

イントロのストリングスが流れると「これこれっ!」って感じですね。


その日から、私の生活の中で「木綿のハンカチーフ」が完全にヘビローになってしまいました。
仕事中はモチロン、i-Podにも入れたので会社に行き帰り、土日にも何回も聴いちゃいました。



1975年発売の曲ですが、当時は対話式の歌詞がすごく新鮮で、シンプルなメロディに太田裕美の甘い声がピッタリでしたね。

今聴いても全く色褪せないこの名曲、実はオリコンのチャートでは1位を取っていません。

ある曲がず~と1位を独占していて、あれだけヒットしたのに「木綿のハンカチーフ」は不運にもチャートは2位止まりだったんです。


そのある曲とは子門正人の「およげ!たいやきくん」です。

オリコン歴代シングル・セースル1位の大ヒット曲と同時期の発売だったとは、不運としか言いようがありませんね。


太田裕美の曲で、私がもう1曲大好きな曲があります。

翌1976年に発売された「赤いハイヒール」。


田舎に残された女性を歌にした「木綿のハンカチーフ」と、田舎から上京してきた女性を歌にした「赤いハイヒール」。

小学校高学年の私は、この2曲はある女性の続いているストーリーのように感じていました。


「木綿のハンカチーフ」の甘い声は影を潜めて、「赤いハイヒール」の切ない歌詞に乗った太田裕美の悲しげな哀愁漂う歌声…。
実はこの曲もオリコン・チャートでは1位を取れずに、最高位は2位だったんです。



日曜日の朝、ニッポン放送「不二家歌謡ベストテン」で、ロイ・ジェームスが今週も「赤いハイヒール」が第2位です…、と紹介していたのをしっかり覚えています。


この曲の1位を阻んだのが、山口百恵の大ヒット曲「横須賀ストーリー」。

「木綿のハンカチーフ」に続き、「赤いハイヒール」も発売時期が悪く、最高位は獲得出来なかったんですね。


何か運命的なものを感じる太田裕美のこの二つの名曲。
オリコン1位は取れなかったけど、これからも私の心にはしっかりと残って行くでしょう。

ひょんな事から35年近く前の曲が、私の中で当時の記憶と共に蘇りました♪