小学校の時、学級放送ってありませんでしたか?
給食の時間に時に、校内で番組を放送するあれです。
基本的に放送委員が自分の好きな曲を流すようなプログラムが事が多かったですが、私が記憶しているのはそれぞれのクラスが好き勝手に作ったオリジナルの番組。
うちの組はクラス紹介のような感じで、一人一人の自己紹介を録音して番組を作ったんです。
まずは男子が自分の名前、好きな事や物、あだ名なんかをマイクに向かって話をします。
確かこれをやったのは、小学校5年生だったので喋る内容は可愛いもの。
「僕の名前は○○で、あだ名は○○です。好きな野球チームはジャイアンツで、好きな選手はサードの高田選手です。将来はプロ野球の選手になりたいと思っています。」
こんな感じで生徒が次々と録音して行きました。
横で聞いている担任の先生も、子供らしい内容に「うん、うん。」と頷きながら見守っていました。
さて、ここで登場するのが○塚くん。
運動神経と頭の中身はのび太くんで、ジャイアンをちょっと小さくしたようなずんぐりむっくり体系。
落ち着きが無く、いつもやじろべえのようにブラーン、ブラーンと体全体が左右に動いていました。
先生に朝礼の時、「ピシッと真っ直ぐに立ちなさい!」
って怒られると一瞬パッと直立になるのですが、10秒後にはまたブラーン、ブラーンが始まります…。
今だったら発達障害と疑われていたかもしれませんね。
その○塚くんが、学級放送用の自己紹介をマイクに向かって喋り始めました。
「僕名前は○塚です。あだなは馬鹿です。なぜ馬鹿かというと馬鹿だからです…。」
と喋った所で、こんな内容は放送出来ないと判断した先生が慌てて録音をスト~ップ!
こっぴどく怒られた後にも、なぜ止められたのかイマイチ理解していない○塚くん。
面倒なのであまり詳しく説明せずに、無理やり彼のあだ名をその場で作って再録音。
何とか番組は完成し、無事に学級放送として校内に流れました。
小学生の時から場が読めない○塚くんとのエピソードがもう一つありますが、それはまた明日。