今日は46年振りに日本で皆既日食が見られるので、世間ではこの話題で持ちきりですね。


しかし、私にとって日食と言えば、未だに忘れられない数十年前の日食の日に起こった、中学2年の時の悔しい思い出なんです。


中学に入学してすぐに私はバスケ部に入部しました。


球技が割と得意だったので、1年の時から先輩に認められ、次の代のキャプテン候補として結構頑張って練習していたんです。


2年生になってそろそろレギュラーが決まる夏前の頃です。


バスケットシューズを無くしてしまった私は、たった一度だけ朝練を休んでしまった事があったんです。


その日の内に職員室に忘れ物として届けられて、無事にバスケットシューズが手元に戻ったので、次の日の朝練に顔を出した時です。


バスケ部顧問のO先生に言われました。


「こいしぶき、お前昨日の朝練いなかったな。クビだクビ!もう来なくていいから帰れ。」


「はっ!?」って感じですが、この顧問、普段は全く練習に顔を出さないくせに気に入らない生徒にはその場ですぐこのような「クビ」宣言をします。


後日、謝罪すればすぐに復帰させてくれるのがいつものパターンだったので、その日はそのまま朝練は出ずに帰りました。


同じ日の昼休みに、校庭にいた顧問を見つけた私は早速謝りに行きました。


丁度日食が始まって、たくさんの生徒達が黒っぽい下敷きで太陽を観察していました。


「先生、バッシューを無くして朝練に出られませんでした。すみません。またバスケ部に戻らせて下さい。」と私。


それに対する彼の返答は「ダメダメ。お前みたいに素行の悪い奴は謝ってもダメ。」


「え!?」っと呆然とする私を無視して、彼は日食で盛り上がっている生徒の所へ行き、一緒になってはしゃぎ始め、もうこちらを気にする素振りは全くありません。


他の生徒はクビになっても戻れるのに、何で自分だけダメなんだろう…って思い、その時はすごく悲しかったです。


まあもう少し大人になった時に考えたら、O先生には個人的に嫌われていたんだな~って気が付いて納得する反面、彼の好き嫌いで私の部活動を断念させられた事に非常に腹が立ちました。


今も昔もこんな教師っていますよね。


日食って数十年に一度の神秘的でロマンチックな自然現象ですが、私にとってはこの理不尽な仕打ちが思い出される微妙で悲しいものでもあります。


あの教師だけは一生許せん!