保健室に呼び出された所まで書いたので、今日はその続き。


私の嫌いなU先生は、自分のお気に入りを泣かせた犯人が私だと解ると「何で女の子にボールなんてぶつけるんだ!」といきなり攻撃的に言葉を浴びせてきました。


「彼女が先にぶつけてきたから、投げ返したんです」と私。


するとその彼女が「ボールを渡そうと思ったんで、ぶつけたんじゃないんです。ちゃんと審判って声かけてから投げました」って涙目で訴えると、もう私は完全に悪者扱い。


ボールがぶつかって赤い目をしている彼女を何とかしろとU先生が怒っているので、目を冷やしてあげようと自分のハンカチを水道の水で濡らして彼女の方に近寄ったんです。


で、そのハンカチを彼女の目に当ててあげようとした瞬間「お前の汚い手で触ったら余計によごれるだろう!」って、U先生に思い切り腕を引っ張られ、勢い余って壁にドカンとぶつかり私はひっくり返ってしまいました。


彼はまるで自分の娘を守ったんだから当然みたいな顔をして、倒れている私を見下ろしています。


あんまりビックリしたので、その後保健室でどうなったかは良く覚えていません。でもこの時のU先生の勝ち誇ったような顔…今でもハッキリ覚えています。


半泣きの表情で教室に戻った私を友達が心配して取り囲んで来たので、事の一部始終を話しました。


「あ~、Uね。女贔屓の。自分のお気にが何かされるとマジで目の敵にされるよね~」


男子生徒には彼の女贔屓はやはり有名だったみたい。


その後、U先生がお気に入りの女子生徒達と楽しそうに会話している姿を見ると、「あ~、またやってるよ」と冷めた感情が起こると同時に、反面教師として彼は私の記憶の中にハッキリと刻まれたのです。