小学生の頃、自慢じゃありませんがかなり足が速かったんです。


毎年、運動会でリレーの選手に選ばれるのは当然。6年生の時は学年でも1、2番(ちょい大袈裟!3、4番かな…)を争うほどだった記憶があります。


今でも忘れられないのは小学校最後のクラス対抗リレー。モチロン私は松組みのアンカーとしてクラス中の期待を一身に背負っていたんです。


あ、うちの小学校は珍しいんですが1組とか2組じゃなくて、松、竹、梅、月、雪組って名前でだったんです。


当時はよく幼稚園みたいって言われて恥ずかしかったけど。


話は戻りますが、そのクラス対抗リレー。我ら松組は勉強は得意だったのですが、運動系はからっきしダメで、運動会や球技大会はいつも他のクラスに負けてばかり…。


この6年生の学年末行事、クラス対抗リレーが名誉挽回の最後のチャンスだったんです。


ところが私は、この前日に2歳年上の兄と取っ組み合いの大喧嘩をしてしまい、体中痣だらけで本番を迎えるという最悪のコンディション。


普通に歩いても、ぴょこぴょこ足を引き摺る有様…。


案の定、リレーの前に行われたクラス対抗の徒競走ではビリから二番目。


先生から「調子悪いのか?」と言われ、前日の出来事を話すと、急遽リレーで走る順番をアンカーから真ん中ぐらいに変更されてしまいました。


そしていよいよリレーがスタート。先頭走者から、1番に飛び出した我が松組はバトンにミスもなく、何と1位のままアンカーへ!


ちなみに4~5番手ぐらいで走った私は他のクラスに抜くことも抜かれることもなく、無難に次の走者へ…。


アンカーで走ったMくんは最後の最後、ゴール寸前で2位の梅組に抜かれそうになりましたが、何とか逃げ切って1位でゴール!


「うわ~!!」ってクラス中の人達が彼を囲んで大盛り上がりです!!担任の先生も「いつもスポーツで負けてばかりの松組が最後の最後で勝ったな!」って嬉しそうに話してます。


すご~く嬉しかったんだけど、昨日の喧嘩が無ければ、アンカーを走っていたのは私で、2位の走者に迫られることもなくダントツで勝っていたのになぁ~。


大歓声の中、白いテープを切って1位でゴールした瞬間はどんなにか気持ち良かっただろう…って。


そして、あの輪の真ん中にいたのは私だったはずのに…。ぐっすん。


こんな30年も前の出来事をたま~に想い出しては、原因も全く覚えていない兄との喧嘩を、やらなきゃ良かったって悔やんだりする時があります…。


ちなみ兄と取っ組み合いの喧嘩をしたのは、後にも先にもこれ1回きりです(笑)


今だったら絶対に負けないんだけどね。