私の好きな時間のひとつに絵本を読むことがあります。
短期大学の保育科を卒業後、幼稚園や保育園で働いてきた私ですが、学生時代は「音読」が大の苦手で、緊張すると上手く読めなくて噛んでしまったり、声が小さくなっていて本当に苦手でした。
ただ、小さな子ども達に読み聞かせをすると、失敗しても噛んでも誰も何も言わない。それどころか、さっきまでわーキャー騒いでいた子どもたちが、キラキラした眼差しでこちらを見て絵本の世界に吸い込まれていく。その魅力にハマってからは、「次はこの本を読んであげたいな。」「今、こんなことにハマってるからこの本がピッタリかも!」なんて、
選書から楽しんできました。
現場から離れた今は、小学校で読み聞かせボランティアをしています。
月に2回程度、1回15分という少しの時間ですが、
この活動を立ち上げたOBさんによると、「子ども達が落ちついてきた。」「いじめが少なくなった。」などの効果があるそうです。
実際、小学校の各クラスに一人ずつ入り、対面で読み聞かせをするのは緊張するし、高学年の反応は薄く毎回選書にも悩みますが、真剣に聞いてくれたり、時々感想をもらえたりすると嬉しくて「次はどんな本にしようかな?」と考えるのも楽しい時間です。
子ども達の心の安定のために…と、言いながら、私が毎回良い時間をもらっているのです。