「世紀の空売り」マイケルルイス著

読みました。皆さんご存知サブプライムローン問題のときにサブプライムローンが破綻するほうに賭けて大儲けした人たちの話です。

これがまぁ奇人変人ぞろいでアスペルガー症候群の人、スパイダーマンオタク、自分の家が活断層の上にいることに気づいていきなり引っ越す心配性の男・・・世間的に見て負け組ってやつです。

しかしこの人達が賢くてエリートだと思われていた銀行やら格付け会社がバカばっかりだと気づきそれを信じ続けるわけです。いまどき珍しい逆転劇ですね。

それにしてもアメリカの近年の金融ものを読むとほんと・・・・すぐ数千億、数兆ってお金がでてきてびっくりします。そんな世の中が続くわけないだろうっていう。

しかしアスペルガー症候群の人が息子も同じくアスペルガー症候群と診断されて初めて自分もそうだったのかと気づくとこはジーンとしました。まぁ僕もそうですからね。

小難しい金融の解説は飛ばして読んでも十分面白いのでおすすめです。