音楽業界ではよくあることですが、解散、家庭の都合などで残念ながら引退してすっかり姿を見なくなったミュージシャンって沢山いますね。

 

 

今回は、「あの人は今?」的な人達で、アルバム一枚分だけでもいいからカムバックしてほしいミュージシャン、というか、シンガー達を紹介していこうというシリーズです。

 

一人目は…………、

 

 

 

 

Kal Swan (カル・スワン)

 

 

個人的には復活してほしいシンガーのダントツ筆頭!!

 

 

スコットランドのグラスゴー出身で現在58歳(wiki)

 

TYTANでデビュー後、LION、BAD MOON RISINGで数枚アルバムを出し、BAD MOON RISING解散後は完全に引退したようです。

 

TYTANの『ROUGH JUSTICE』、LIONの『DANGEROUS ATTRACTION』、『TROUBLE IN ANGEL CITY』、BAD MOON RISINGの1stなどは今でも特に日本で根強い人気のある名盤です。

 

彼の特徴は何と言っても、他の誰とも似ていない独特な歌唱法とパワフルなボーカルスタイル。

 

声質や歌唱法からしてハード&ヘヴィな音楽スタイルしか合わないと思いますが(笑)、非常に繊細な表現も難なくこなします。

 

ちょっと好き嫌いは分かれるかも知れませんが、間違いなく世界でもトップクラスのスーパーボーカリスト!

 

現役じゃないなんて、勿体な過ぎる!!

 

 

彼のデビューアルバムでもあるTYTANの唯一作は、2004年頃に(初CD化か再発かはちょっと忘れましたが)発売され、ずっと聴きたかった僕は狂喜乱舞したものでした(笑)

 

何せ、輸入盤のアナログでしか発売されていなかったシロモノてすから!

 

 

疾走感たっぷりのカッコイイ曲。カルのパワフルなボーカルが一段も二段も上のレベルに持っていっている。
 
 

ミッドテンポの重厚感溢れるメタル。
 
 

キャッチーなメロディラインが特徴的で、メタルを聴かない人でも割とすんなり入っていけそうな曲。
 
この他も聴きごたえのある名曲が目白押しです!!
 
 

LIONの2枚も最近リマスター再発され、特に2ndは『POWER LOVE』というミニ・アルバムとカップリングされ、ファンにはかなり嬉しい再発だったと思います。

 

1st 『DANGEROUS ATTRACTION』は、スコットランド人のカルとアメリカ人のダグ・アルドリッチ(Gr.)のケミストリーが素晴らしく、欧州っぽい哀愁や湿り気と少しだけ入ったアメリカンな要素が絶妙にマッチした名盤。
 
ドラムのマーク・エドワーズのテクニックも注目されましたね。
 
結果的に彼の事故によりバンドは解散してしまうのですが……。
 

キャッチーなイントロのリフ、歌メロ、ギターソロまで完璧に構築されたハイライトチューン。
 
 

ギターソロ前のカルのスクリームが強烈無比!!
 
 

カルの繊細な表現力が最大限に活かされた、素晴らしい名曲。
 
2nd『TROUBLE IN ANGEL CITY』も強力な楽曲が揃った名盤!
 

これでもかと言うくらいの泣きのメロディを、カルがパワフルに、時に切なく歌い上げる様は圧巻の一言。
 
 

メロディアスなイントロのリフに一瞬で引き込まれるキャッチーな名曲。カルの押し引きが絶妙な表現力もさすが。
 

 

 

LIONはこれ程圧倒的な作品を残しておきながら、レーベルからまともなサポートも得られなかったのが残念でたまりませんね……。

 

 

 

BAD MOON RISINGは、1stこそ正統派のハードロックをやっていましたが、2nd以降は時代に合わせたヘヴィネスを強調した音像で、3rdはまだ疾走感があってカッコ良かったですが、メロディアスな部分は大きく影を潜めてしまい、解散は必然だったかもしれないですね……。

 

 

【1stからピックアップ】

皆がよく言う、“湿り気”のあるボーカルとは何たるかがハッキリと分かるバラード。

 
 

マイケル・シェンカーがギター・ソロでダグと共演した、疾走曲。聴き応え十分!
 
 

個人的にBMRで一番の名曲と思う、これもまた疾走感溢れるハードロックの名曲。ギター・ソロの途中で入ってくるカルのスクリームが人間業とは思えないほど凄まじい!
 
 
 
【3rdからピックアップ】

跳ねるようなリフから、当時のトレンドも飲み込んだかのような勢い重視のバッキングに、カルの言葉の嵐とも言うべき歌詞が乗る、文句なしににカッコイイ曲。

 

 

  

 

↓1stから3rdまで全て網羅し、ボーナストラックも収録。

  

 

この他、日本人ギタリストのKUNIの『Mask』と言う作品で1曲歌っている。

 

 
上に紹介した曲でも分かるように、「個性」という部分では他に類を見ないほど突出しています。それでいて抜群の歌唱力を兼ね備えているのだから、現役で活動していないのが本当に勿体ない!!
 

 

今回、彼について色々調べたが、引退後は映画音楽に関わっている、電気技術士として普通に働いている、社長令嬢と結婚して逆玉に成功した(笑)など、色々な情報はあるものの、引退後の彼は完全にベールに包まれている感じです。

 

 

しかし、“THE ROCKPIT”というサイトに、去年のダグのインタビューが載っており、それによると、ダグとカルは連絡を取っているようで、カルはあるレコード会社からアルバム制作のオファーを受けていた、とか、過去にダグと作った音源を使用して作品にしたいなどと言っているようです。(誤訳していたらすみませんw)

 

“So I’m really excited, he’s coming back!!” とも書いています!! 

 

どこまで本当か、本当だとしてもカルがどこまで本気なのかはわかりませんが、カムバックしてダグと再びコンビを組んだら近年稀に見るビッグニュースになりそうですね!!

 

↓ダグの記事

https://www.therockpit.net/2020/doug-aldrich-reveals-news-on-kal-swan-and-lion/