これは定期的なディスクユニオンのパトロール中に見つけた一品。

 

ジャケがいかにも70年代といった感じの雰囲気を醸し出していて、名盤の匂いがプンプン(笑)。

 

『S・T』/ Aztec Two-Step (1972)

 

 

自分の直感を信じて勢いでジャケ買いしたらこれが大当たり!

 

これが彼らの1stらしいけど、デビュー作とは思えないほど完成度の高いアルバムでした!

 

 


 

 

Aztec Two-Stepはアメリカのフォークデュオで、1971年にRex FowlerNeal Shulmanなるメンバーによって結成されました。


 

今回紹介するアルバムの他にも多くの作品を残しており、長きに渡って活動しているみたいです。

 

フォークデュオと聞くと、“古臭い”、“ダサい”といったイメージを抱きがちですが (自分だけか?w)、本作は瑞々しい珠玉のメロディがたっぷり詰まっていて、ジャンルを超越した魅力に溢れています。

 

またアコギ主体ということもあり、清涼感に溢れるサウンドはまさに今の季節にピッタリだと思います。


 


 

 

「Baking」

 

カントリー風な曲調がいかにもアメリカンだけど、かなりポップでスッと入ってくる。

 

レックスのクセが無くきれいな歌声は好印象で、コーラスワークが素晴らしい。

 

 

 


 

 

「The Persecution & Restoration Of Dean Moriarty(On The Road)」

 

恐らく「On The Road」という小説インスパイアされたであろう楽曲。


ノリの良いアップテンポな曲で本作のハイライトと個人的に思っているトラック。

 

キャッチーなサビも去ることながら、流麗なアコギのプレイも一聴の価値あり。

 

タイトルなげーよ!とか言わずに聴くべし(笑)。

 

 
 

 

 

「The Infidel」

 

打って変わって重苦しく暗い空気に支配されるバラード。

 

暗い中に時折顔を見せる美しいフレーズとのバランスが絶妙で絶品。

 

 

 


 

 

「Prisoner」

 

これもまた陰鬱とした雰囲気と美の融合が堪らないバラード。

 

最後の方で一瞬明るくなるアレンジも面白い。


部屋で一人きりになってじっくり聴きたい曲です。

 

 
 

 

 

「Highway Song」

 

サイモン&ガーファンクルっぽくもあり、美しいアコギサウンド、胸に沁みるメロディと優しいボーカルにただただ酔いしれられる。

 

 

 


 


フォーク好きには勿論のこと、普段ロックを聴く人にも十分アピール出来る魅了があるサウンドだと思います。


若干暗めの曲もありますが、冬を迎える前のこれからの季節に合っていると思います。



爽やかなアコギサウンドとキレイなコーラスに癒やされたい方はぜひ!