コロナ前までは月一のペースでライブに行っていたほど、ライブが大好きな自分。


でも、人生初めてのライブは30代半ばに入ってから、つい数年前(笑)


それまでは、いわゆる自宅でライブDVDを楽しむだけの、ただのヲタク(笑)


その時の自分は、「映像のほうが楽器がクリアに聴こえてええやん」、「他の人に邪魔されんからええやん」と、いかにもヲタクな理由でライブに行くのは論外な人でした(笑)


そんな自分にきっかけを与えてくれたのがANTHEM。


僕は完全に森川之雄信者なので、森川さんがANTHEMに戻って来た時は、とんでもない衝撃を受けた。


当時発売された「ABSOLUTE WORLD」を聴いて、「BLACK EMPIRE」以後若干冷めかけていたANTHEM熱が沸々と戻って来たのを覚えている。


そして2015年、ANTHEMは30周年ツアーをやることが決定。


行きたい自分とヲタクな自分との闘い(笑)


結局、行くことにした。


理由は、単純に森川さんのANTHEMを目の前で観たかったのと、数年前にガンを患った柴田さん。


すでに回復していたとはいえ、「もしかしたらANTHEMを観れるのはこれが最後かも知れない」と、不謹慎ながらも思ってしまったからだ。


ミュージシャンであれ、身近な家族であれ、逝く時は意外とあっさりと逝ってしまうものだ。


そう思うと、選択肢は一つしか残っていなかった……。


緊張しつつライブ会場に着くと、自分よりひと回りくらい歳上の人達ばかり。妙な安心感(笑)


これが20代くらいの若者ばかりなら、物凄く居心地の悪さを感じていたはず。


開演。


大阪BIGCATのステージに登場したメンバーを見てすぐに涙腺崩壊。


ずっと憧れていた人達が目の前にいる。夢のような瞬間。


そして、皆、熱い!!


ANTHEMファンはとにかく熱い!!


気づいたら人の目を気にせずに頭を振りまくっていた(笑)


スピーカーから出てくる音は当然、DVDみたいにクリアに聞こえるわけでもない。


森川さんの歌も爆音ではっきりとは聞き取れない。


でも、そんなことはどうでもいい。


バンドとお客さんが一体になる。全員で合唱する。


こんな事は家で籠もっていては絶対に味わえない(笑)


なぜライブを今まで敬遠していたのか、激しく後悔した。


公演は3時間半くらいだったかな?かなりの長時間だったことは覚えている。


終演後は声はガラガラ、身体はクタクタ。


でもそれが心地良かった。


自分の人生を180度変えてくれた。


こういう“非日常”を経験しなければ、人生は惰性で流れて行くだけ。


今ではそう思う。


このご時世、配信ライブなどが増えて来ているが、自分は興味無し。


やはり会場に行かないと、あの空気を感じないとライブではない!!


↑つい最近まで在宅派だった自分から出た言葉とは思えない(笑)


今、音楽業界は様々な困難に直面しているが、徐々に戻りつつある。


また会場で “WILD ANTHEM” を大合唱できる日が来ることを切に願うのみ………。