『Mean Machine』
 / LUCIFER’S FRIEND (1981)
 

1. One Way Street to Heartbreak
2. Hey Driver
3. Fire and Rain
4. Mean Machine
5. Cool Hand Killer
6. Action
7. Born to the City
8. One Night Sensation
9. Let Me Down Slow
10. Bye Bye Sadie

 

John Lawton – lead vocals
Peter Hesslein – lead guitars, backing vocals
Peter Hecht – keyboards
Dieter Horns – bass
Herbert Bornhold – drums

 

 


 

 

ドイツのハードロックバンド、LUCIFER’S FRIEND

 

英国出身でリードシンガーだったジョン・ロートンは残念ながら昨年亡くなってしまいましたね……。

 

ロニー・ジェイムス・ディオと比較されたほどの不世出のスーパーヴォーカリスト。

 

LUCIFER’S FRIENDは、圧倒的存在感を放つ彼のバンドというイメージが強いです。

 

 

今回紹介する、1981年発表の8th『Mean Machine』は、彼らの作品で一番最初に聴いたアルバムで、購入した当時めちゃめちゃヘビロテした記憶があります。

 

 


 

 

【オススメ曲】

 

 

2.「Hey Driver」

 

シンプルながらインパクト大のギターリフが強烈。

 

前作から加わったキーボードのサウンドも存在感を発揮している。

 

強力無比のジョンのボーカルが加わり一級品のハードロックが完成。

 

 

 

3.「Fire and Rain」

 

プログレ的雰囲気すら漂うキーボードのイントロ。

 

緊張感のある展開、ジョンの堂々とした歌唱、そしてコーラスが加わり叙情味と重厚感が増すサビ。

 

ベテランの風格すら感じられる素晴らしい曲。

 

 
 
6.「Action」
 
チャントのようなSEからハイテンションなハードロックに切り替わる瞬間が堪らない。
 
切れ味鋭いギターリフにジョンの歯切れの良いボーカルが乗る、最高にカッコいい曲だ。
 

 
 
8.「One Night Sensation」
 
彼らの名曲「Ride The Sky」の続編としか思えないイントロ。
 
重々しいリフはそのものズバリという感じだが、メロディラインやキーボードの使い方に、どこかロニー期のRainbowを彷彿させるものがある。
 

 
 
10.「Bye Bye Sadie」
 
本作で最も明るい曲調。
 
こういう他と全く違う印象の曲で締めるアルバムは個人的には大好きだ(笑)。
 
違和感なく嵌っているし、ジョンの表現力の幅の広さを存分に感じ取れる。
 


 

 

 

全10曲、全てコンパクトな曲でありながら物足りなさを微塵も感じない、捨て曲無しの傑作だと思います。

 

“シンプルなカッコよさ”を究極の形で具現化したような作品。

 

これほどハイクオリティな作品にはそうそう出会えません。

 

故ジョン・ロートンがいかに凄いシンガーだったかを端的に理解するのに、これほど最適な作品は無いと思います。

 

 

しかし本作は、2011年に輸入盤でリマスター再発されているみたいですが、日本盤は1997年にCD化されて以来、ずっと廃盤状態……。

 

また再発されて少しでも多くの人の耳に届いて欲しい作品です。