父親の子供の頃の写真を見てみると、自分の子供の頃の写真とそっくりでした。


「やっぱり親子だな」

としみじみ思いました。


しかし、性格は全然違っていました。

基本ベースは一緒だったと思います。

価値観が違ったのかも知れません。

 

父親は口数が少なく、怒りっぽい人 で口調も荒い人でした。


父親の思う理想の子供像とは私は大きくかけ離れていた事もあり、私達は不仲でした。


普通の会話がほとんどなく、会話と言っても口喧嘩がほとんどでした。  


私も父親も二人ともADHDの特徴に当てはまる事も一因だと思います。


普通の親子関係とは違うのだろうと思います。


私が父親の事を心底、嫌いになれないのは、

私を育ててくれた事に感謝しているだけでなく、大人になって父親の悩みや苦労が手に取るようにわかったからです。


事情があって、親子関係に問題を抱えている家庭はたくさんあるのは知っています。


「親ガチャ」という言葉もありますし。

 

普通の基準がわかりませんし、


「甘ったれたこと言ってんじゃねー!」


と怒られそうですが、まともな家庭で育った人がうらやましいです。