仮面ライダー響鬼☆化ける繭2
あきらが体を貫く針の激痛に耐えている頃…。
胸の痛みに耐える老婆を気遣うひとみと明日夢。
明日夢が運び、敷いた布団に、ひとみはゆっくりといたわるように老婆を横にして寝かせる。
「うっ」と苦しむ老婆。
思わずその手を握りしめる明日夢。誘われる様にもう片方の手をひとみが握る。
やがて
…ありがとう…。
落ち着きを取り戻した老婆から感謝の言葉が漏れ、穏やかな陽の光が差し込むこの和室には優しさに満ち溢れていた。
一方、高校生ふたりと苦しむ老婆をほったらかしにして走り去った鬼(笑)は釣りに興じる医者をようやく探し出し、連れてきた。
さゆりちゃ~ん大丈夫?
りょうちゃん…いつもごめんね…。
明らかに医者と患者の関係を越えている二人。
明日夢とひとみの関係が重なっていく。
もう大丈夫の一言で安堵するヒビキ一行。
そして勢地郎からの電話を響鬼につなぐ明日夢。
その内容は…。
続く→