ひろみです
自己紹介はコチラ🌻🌻🌻
久々にきたのは
人ではありません
腰痛の話です
私は訪問介護ヘルパーをしています
だから[腰痛]の話が出ると
「仕事柄ね〜」とか
「職業病だね…」とか
確かにそれもあるのですが
私の腰痛歴は
この仕事をやるよりもはるか前・・・
もうかれこれ
20年近くのお付き合いです
初めて症状が出たのは。。。(遠い目)
まだ小さい娘と主人と
3人でバスに乗っていた時のこと
ガラガラに空いた車内の1番奥に
私たちは座っていました(奥の繋がってる座席)
停留所に到着し
いざ降りようとしたら
立ち上がれないのです
えっ?!えっ?!
さっきまで普通に歩いてたのに…
先にバスの出口から降りかけた主人が
異変に気づき戻ってきてくれました
「なんだ?どした?!」
訳が分からず
座りっぱなしの私
「なんか立ち上がれないの…
足に上手く力が入らない…」
ほんの数分前まで
一緒に歩き回ってバスに乗り込んだのに
降りる時には
自力で立ち上がれなかったのです
主人は娘の手を引きながら
私を抱えるようにして
バスから降りて家まで帰ってくれました
後日、形成外科で診察&検査の結果…
私は元々
骨と骨のクッション(椎間板)が通常よりも
薄くなっている箇所があり(第4と第5の間)
それが日頃の蓄積で
影響を及ぼす・・・ということでした
椎間板ヘルニアまではいってないのです
私、この状態が頚椎にもありました
以来 だましだましやり過ごし…
そして
知らず知らずのうちに蓄積
微妙な違和感の前兆から
身動きの取れなくなる私へと
普段ももちろん
感謝の気持ちはありますが
こういう時に
よりいっそう感じる
健康でいられることの有り難さ
不便や不都合を感じた時に
これまで自分にあったモノが
当たり前じゃないんだ。と
つくづく身に染みて感じるのです
ある日の夕焼け
利用者さんの家でぎっくり腰状態になったり
その時には利用者さんはベッドで眠られていて
大騒ぎにならずにすみました…
年末ギリギリまで稼働する予定が
大晦日にドカンッがきてしまい
迷惑をかけないようするつもりが
かえって
みんなに迷惑をかけてしまうという…
この仕事を始めてしばらくは
恒例のように
ドカンッがやってきていていたのですが
段々と付き合いを重ねる毎に
やり過ごし方や予防の仕方とかを
分かるようになってきて
ここ数年は大人しくしていたのです
あやしいな。。。と感じた木曜の夜
既に布団の上で体勢をかえづらくなっていた…
金曜…このまま行くか。休みをもらうか…
ケアをしながら様子を見て…
塗り薬とコルセット装着で
思ったよりも痛みも落ち着いた状態で
ケアを終えることができた
入浴介助の時
自分の着替えがヤバくなってきたな…
というのはあるものの
土曜のケアも何とか行けそう。
朝イチから4件だし(平日の半分)
迷いながらもこの時点で迷ってんじゃん
土曜のケアまでは。という思いがあり
祈るように眠りに。。。
が、夜中3時に目が覚め
体を動かそうと・・・
あ、あかん。。。
ダメだ…これはもうダメなやつだ…
普段何気なく起き上がる動作も
本当に全くできなくなるのです
どこをどう動かすのか
一つ一つ考えながら
四つん這いの姿勢を取り
ゆっくり起き、立ち上がり・・・
歩くのはできるけど
これじゃケアは無理だ
しかも1件目はベッド上での排泄介助
目眩等もある方のため
ベッドの高さはそのままで…
とにかく
担当の人達に連絡入れとかなきゃ
現状と翌日のケアを何とかお願いしたい
ということを
お詫びと共に書いて送った
そんな時間にも関わらず
1人の方はすぐに返信があった
ついに来ちゃいましたか…
最近はなかったんですけどね…
対応します!
ゆっくり休めてください!!
少し安心した。。。
でもそっから眠れなくなった
で、明け方
もう1人の方からも
可愛いスタンプと共に
対応します!
ゆっくり休んでください!
本当にありがたいです
突然の休みに
いつもすぐに
快く対応してくださる方達
ありがたい環境の中にいるなぁ。と
しみじみ思いました
小指をちょこっと切っただけでも
普段の動きに不便を感じる
普段何気なく使っている自分の体は
そのどれも余すところのなく
今 自分が生きる上でとても必要で
大切なものなんだと
こうなった時に
改めて感じさせられる
そして
こんなふうに五体満足で生まれて
この歳まで
こうして動かせる体でいる
何もかもが
当たり前にあるものじゃなく
有り難いもの…[有ることが難しい]もの
私の体ってすごいんだなぁ。
人ってすごいんだなぁ。
そんなことを感じ直せた腰痛の日
ありがとう腰痛〜
しばらくは来なくていいけど
腰痛のおかげ。がもう一つ
娘が起きてきた時に
布団の上でコルセット姿の私を見て
体調を心配しつつ
「焼きそば作ろうか?」と
娘が浜松のお土産に買ってきてくれた焼きそば。
つい最近「そろそろ食べよっか」と話していたのです。
その焼きそばを作ってくれました
浜松だけに[うなぎパウダー]付き
袋にうっすら透けてる[うなぎパウダー]分かりますか?
お皿の内側も仕上げに拭いてました
(キッチンで料理出す時によくやるやつ)
今日は頭も体も
[無]みたいな状態でしばらく過ごせました
そこから
有り難い出来事が
幾つも幾つも思い出されて。。。
レストランで仕事中、足を滑らせ思いっきり転倒
腰を打って立ち上がれなかった私(当時フロア)を
物音でキッチンから出てきた主人が
〖お姫様抱っこ〗してくれた光景も思い出しました
(まだ腰痛とは縁のない頃のことです)
私の存在を作ってくれた人達
私という人間を
こんな立派な体で産んでくれた父と母
ここに来るまでに出会った人達や
私に関わってくれた人達