二度とこない日 | なんだかんだあっても…きっと最後は大丈夫!!
一生に一度。。。
誰にとっても
今日、娘は二十歳を迎えました
その娘と2人で
昨日からずっと
久しぶりに一緒に過ごしています
平日にお休みをもらって
娘と二人、母娘旅。。。
平日でスカスカの列車……
娘がいってみたい。と言っていた
湖畔近くのイタリアンレストランで
pizza
そんでもってスペアリブ
平日の11時台。。。
のんびりゆったり美味しい食事
これまでは[予定を立てまくる]私
何だか心配で色々下調べして予定を組んでました
今回は泊まる所以外
何も予定を立ててません
その時その時で
感じたまんま一緒に過ごそう
そう思い
下調べも何もせず当日を迎えたのです
○○美術館とか○○美術館とか
行ってみたかったんだ〜
何度も訪れた土地だけど
よく知られてる場所
娘はそんなに興味がないと思って
1度も行ったことがなかった
勝手な私の想像で。。。
食事しながら次の目的地を決め
2人で乗換案内を検索
近くのバス停からバスで移動
バス停から少し歩けば・・・
彫刻の森美術館
なのですが。。。
到着した車が次々とUターン
よく見ると門が閉じてる
娘、すぐ携帯で調べる。。。
「あーーー!!
テナントの人に陽性者で臨時休館〜 しかも昨日のことだ〜」
昨日の今日の出来事で
検索したサイトには情報が出ておらず…
その後にも車が数台来てはUターン…
と一瞬思いつつも
娘とのこの時間、この旅の中で
[ツイテな〜い]と感じるようなことは
起こるはずがない。と
自分の中で思っていて
ナゾの自信。。。
ここまで来てやってない。って…
これはこれで
きっといい流れになってる。と
すぐにもうひとつの候補を調べ
そこからの経路を確認…
バスの時間まで15分くらいある
地図で見たら
次の停留所までそんなに距離はない
じゃ、次のバス停まで歩いちゃう?
2人で何も無い道を歩き始めました
ひたすら先まで何もなぁ〜い 歩いてるうちに
日差しもしっかり顔を出してきて
なんか光が突き刺さってるけど
思ったよりバス停が近くて
結局2つ先のバス停まで歩き
予定のバスに無事乗車
ふと気づいたら、バスの天井が…
到着したのは。。。
ポーラ美術館
あのバス停までの道のり…
2人で日差しの中を歩きながら
いろんな話をしました
私が1人で抱えてたコトも・・・
娘が何気なく
そのことに関する話題をしてくれ
自然な流れで話をしました
娘に関する問題事じゃないですよ
予想外の休館だったおかげで
誰もいない道を
娘と二人っきりで歩き
解決できずに頭の中で蠢いていた
私の中のモヤモヤの問題を
娘とゆっくり話せたんです
休館は、ここに繋がってるんだ
と、勝手に解釈する私なのです…
とにかく無事宿に到着
巻の展開
[月の宿]紗ら
館内あちこちお月様が…
客室露天風呂その窓にある網戸にも月が…
下段左の写真がその網戸です
実は
娘の名前にも[月]が入っているのです
夕食の時には
サプライズケーキを用意してもらって…
食事の写真全然取らずに食べちゃいました〜
夜 2人で屋上のテラスへ行き
満月をみて。。。
ちょうど昨日1/18は満月の日
昨日たった1日で
娘と久々にいろんな話ができたし
ちょっとした娘の行動もみれたし
バス停でバスを待っている時
1組の老夫婦がいました
ご主人は杖をついていて
奥様が肩掛けカバンを提げ
パンパンの手提げ袋と
小さなスーツケースを近くに置いて…
あの荷物
全部奥さんが持ってくんだね…
何気なく娘に呟いていました
いざバスが来て乗り込む時
老夫婦が動き出そうとすると
「それ運びますよ…」
そう言いながら
娘がスーツケースを持ち
一緒にバスに乗りこみました
また別の時。。。
バスから降りて
彫刻の森美術館へ向かっていた時
同じようにバスから降りた家族
お父さんが荷物を乗せたベビーカーを押し
お母さんは2、3歳位の男の子と手を繋ぎ
長い坂道を下って
数m後ろを歩いてきていた
美術館が閉館していると知った瞬間
娘が
「あの人達もここかな?」と
周りには店なども何も無いので…
「きっとそうだね。
教えてあげた方がいいね、坂道大変
」
そう答えると娘はすぐに
坂道を走って上り
その家族に伝えに行きました
何気ないことだけど
そういうことに意識がいき
自然に行動していることが
自分の娘ながら
なんだかとても嬉しかった
どんな風に過ごしてたとしても
どんな生き方をしていたとしても
人を思う気持ちを持っている
そういう人でいて欲しい…と思っていた
何をどう言ってきた訳じゃないけど
娘がそういう大人になっているんだなぁ
色々あるけれど。。。
根っこにある優しさは
昔からずっと持ち続けてるんだなぁ
そうしみじみ感じる
母娘旅の時間でした
旅の話は盛りだくさんなのだけど、
20歳を迎えた今日のうちに
ちゃんとお礼を伝えたいので
母娘旅の話はまた後日
どうぞお付き合いくださいませ
これまでに関わってきている
たくさんの人達に
支えられ、励まされ
気づきをもらい、力をもらい
ここまで来ることができました
全ての皆さまに
心から感謝いたします
本当にありがとうございます