中学時代・・・
私にとって 20年以上前のコト…
当時 演劇部だった私。
その部活仲間であり、
中３の時の同級生でもあった 彼女
当時
私は彼女のコトを
ゆみやん と呼び
ゆみやんは私のコトを
うっちゃん と呼び
それは時が経っても
ずっと ずっと 変わらぬまま
それぞれ別の高校に入り、
それぞれ違った時間を過しつつも、
時々 手紙のやり取りをしたり
電話で話したり・・・
その手紙のやり取りは
封をして切手を貼り
郵便屋さん
を通して…
を通して… ・・・ではなく
当時
学校とかで女の子がやっていたヤツ
（分かるかなぁ～
）
） 書いた手紙を封には入れず
いろんな折り方をして
教室内で手紙を回す…という
こんな感じのヤツをもって、
自分の家からチャリンコで
彼女の家まで持って行く。
というコトをやって
オマケに
その手紙を本人に渡す。
という…
で、手紙を渡しつつも
家の前でしばらくおしゃべりする。
というーーー
そんな事をやるような友達で
（どんなだっ）
）なかなか会う事もなかったけれど…
事情が色々ありすぎた結婚式
私の友人は
ほとんど呼べなかったけれど、
その時も
ゆみやんには来てもらって…
ウチの娘の初節句
主人の方から
「ゆみやん呼べよ」
と 声をかけてくれ、
ウチの両親と共に
一緒にお祝いしたり…
店でのライブの時にも
何度か足を運んでくれていた
それが
ある時期から
「新宿の方まで出るのは
ちょっとツラいから…」
と
外へ出ることも少なくなり・・・
だいぶ前から
その症状はあったけど…
彼女の心は 無理をし続け・・・
ある日 突然
外出先で発作を起こし、
自分の身体を
コントロールできない状態に…
たまに連絡をとることはあっても、
「まだ外出するのはツラいの…」
という状態が続きました
そこから 数年・・・
状態の変化と共に、
彼女の結婚があり
待望の赤ちゃんを授かり
その間に
薬との付き合い方も
色々悩み、
また
彼女自身の症状によって
周囲の人から
心にもないことを言われたり…
そんな ゆみやんは
突然 電話をかけてきて
「急にごめんね…
何かうっちゃんの声が
聞きたくなっちゃったの」
と、
付き合いたての彼女のような
そんな台詞を言ってくる
ゆみやんからの電話は
いつも突然で、
いつもこのセリフで始まる
ゆみやんからの電話は
なぜか心地いい
その電話が
つい最近にもあって・・・
いつもなら
「またねー。
今度会いたいねー。」
と 話しだけで終わる【会う約束】
今回は違いましたっ
ココ最近
【思ったら 動く】の気持ちが
さらに強くなった私は
ゆみやんへの思いも
動き出し…
本当の【会う約束】に
何回かやり取りをして
日付を決めたら
ゆみやんから
「17時に○○に行くね！」
と 私の最寄り駅を指定
「大丈夫？私がそっちまで行くよ」
「こーゆう時なら大丈夫！」
と答えてくれたゆみやん。
そのかわり…
「お店の中で
隣の席の人とか
あんまり近くない方がいいな」と
それならば・・・
何とか落ち着く店を…と、
個室の店とか
アレコレ探してみた結果…
私も何度か行ったことがあり、
テーブル席は幾つかあるけど
個室っぽくなってるトコもある…
タイ料理屋さんに決めた
（画像はお借りしました
）
）確実にソコに座れるように、
予約しておこう。
電話で予約して
当日手違いがあったら嫌だなと思い、
仕事の合間に
直接店に行って予約することに
で、
いざ店へ行くと
ちょうど合間の時間か、
店内真っ暗・・・
入り口のガラス扉から見える、
奥のキッチンだけ
辛うじてオレンジ色の明かりが…
何気なくドアを引くと…
ガチャ・・・
開いちゃいましたーーー
人の気配があるような
無いような…
ドアを開けたものの、
中からリアクションがなく
足を踏み入れられなくなる私
「すみませ～ん…」
「すみませーん」
中からはなんの反応もなく…
やばっ
このままでは
何だか
とてもいけない事をしてる感じ…
(人いないなら鍵閉めといてぇ～
)
)硬直しかけた私の数メートル先に
人影が動いた
その影が近ずいてきて…
「コンニチハ。
ナンデショウ…」
と お店の方 笑顔で登場
「○日の
17時から2名なんですけど…
予約できますか？」
休憩中のことをお詫びし、
私が話をすると…
『アッ、ダイジョブデスヨ』
と笑顔で軽いお返事
「できれば
この辺の…（と席を示し）
テーブルがいいんですけど…」
『アッ、
ダイジョブデス
ダイジョブデス』
これまた即答 ダイジョブ
「じゃ、
ココで…お願いします」
『ハイ！
ワカリマシタ
オマチシテマスッ！』
ずっと笑顔で
常に即答
「あっ、名前とか
連絡先は…」
片手を上げ、
笑顔で彼は言った
『アッ、
ダイジョブデス！
ダイジョブデス！ 』
えっ
ソレは
ダイジョブではないんじゃぁ…
微かな不安を残しつつ、
「よろしくお願いします」
と 笑顔で店を後にしたのです…
✿✿✿ 当日 ✿✿✿
駅の改札で再会した2人
「わぁー久しぶりぃ～っ!!」
「きゃ～元気だったぁ～!?」
という声は出ず…
お互い笑顔で手を振り合い
そのまま笑って近づき合う…
「やっぱこのくらいの歳になると、
キャ～ってならないねぇ」
ならないのか、
テンションの上がってる気持ちを
体で表現出来なくなっているのか…
とにかく無事ゆみやんと会え、
目指すはタイ料理屋さん
気持ち早めに店到着…
また電気もついてない状態なので
ちょっと不安だけれど、
17時オープンなので
しばし店の前でお喋りしながら…
すると
あの時の 『ダイジョブ』さんが
またまた笑顔で登場
ドアを開けながら、
「予約ノ方デスヨネ？」と
その通りですぅ～
予定の席に通され、
ゆみやんと
ようやく落ち着いて座りました
そっからは もぉ～
それぞれの昔話から、
懐かしの人の話から、
お互いの今の話から…
ゆみやんが地元のバスに乗る為、
電車の時間も気にしつつ
アレやコレや
飲んだり食べたりして・・・
気づけば
ゆみやん出発せねば
あっという間に5時間・・・
まだまだずっと
ひたすら
話し続けてられそうだったけど
また次の楽しみに
帰り着くまで心配なので
ひたすらメッセージのやり取りして…
ゆみやん無事家に到着
「これでまた
しばらく踏ん張れそうだわっ」
って
ホント
私もしばらく
頑張れちゃうわっ
帰り際撮った写真
（ ゆみやんには確認済ﾃﾞｽ
）
）
長い月日の懐かしさが
モリモリと膨らんで、
アレコレ溢れてきてしまい…
めちゃくちゃ長～いブログで
すみませ～んっ
長々お付き合い下さり
ありがとうございます
みなさんの毎日が
笑顔の多い日でありますように