悪性リンパ腫の診断から
入院、治療期間を経て
退院へ・・・
そして、
定期検診で伝えられた
再発
退院してまだ1年も経たない出来事…
医師から
「 再発までの期間も早く、
根治は難しい」
と伝えられた
再び始まった 入院生活
家と病院
仕事場・・・幼稚園、
そして
病院から・・・
から・・・娘と共に
その繰り返しの毎日
モーニング
で7時半オープンの店
で7時半オープンの店 遅くとも7時には店に入って
開店準備をしなくては・・・。
家で娘の幼稚園のお弁当
を作り、
を作り、 半分眠った
状態の娘の着替えをし、
状態の娘の着替えをし、 身支度を簡単に済ませ家を出る
朝6時半⏰
眠ったままの娘を自転車に乗せ、
店に向かって出発
今まで何度か話に出てくる「店」
ソコは主人と私が働いている場所。
主人と私が 出会った場所
研究生として芝居しながらバイトをし、
卒業と共に生活費の為
新たなバイト先を探していた。
アルバイト情報誌を読みまくり
面接へと話を進めた。
その店の指定した日程は、
「宴会と連休の営業を挟むので
その後の日で・・・」
その数日何もしないのは
時間のムダだ
私は履歴書をカバンに入れて
新宿の街を歩き回った
そこで目にしたのが
「あなたの笑顔
」
」 のフレーズが入った
アルバイト募集のポスター
地下に下りる階段がヤケに恐くて
「あやしい店なんじゃないか」
とか考えたりして
数段下りては、また上り・・・
少し覗いては、また戻り・・・
結局飛び込み面接
その日その時間にいた
その店の経営者であり、
シェフであり・・・色んな顔を持つ
大物さんらしき人物と
自分のしたい事や、
履歴書以外の経歴・・・
色んな話をし、
最後に
「よろしく」
と握手をして
その時間が終わった。
その人が指をパチン
と鳴らすと
と鳴らすと 店にいるスタッフが
サササッと反応する
ちょっとした動きに
周りのスタッフがピリピリしている
そんな相手が
私の面接をしたこの人が・・・
後に
お義父さん
という相手になるなんて
その時は、
それから数年間は
全く思いもしなかった・・・