■ 定期診療結果(11/22)
○ 体調
唯一の不調と言える夜間頻尿も改善傾向にあり(就寝後1〜3回)、前日の夜は8
時間睡眠で1回のみでした(当日に2時間のスロージョギングの成果?)。
11/20(土)のホームコースでの上司等とのゴルフは、晴天で風もない絶好のゴル
フ日和でしたが、前半アイアンの調子が悪く48・42=90でした。ドライバーが良
かっただけに上司に1打差で負けて残念です(「上手」という人もいます)。
○ 血液検査結果
・ PSA 〜 順調に減少(1.21)
148(1/26:発覚時)→454(3/4、最高値。ザイティガ・ゴナックス開始)→0.25(6/7:最小値)→0.356 (7/5)→0.887(8/2 :ほぼ去勢抵抗性となり、ドセタキセル併用ニボルマブ治験のためザイティガ中止 )→ 6.57 (8/31):ドセタキセル併用ニボルマブ治験開始 → 2.46 (9/21) → 2.01 (10/11) → 1.55(11/1)
→ 1.21(11/22)
・ ALP 〜 順調(52)
170 (3/4、最高値。ザイティガ開始) →52(8/2,去勢抵抗性でザイティガ中止)→(8/31,ドセタキセル併用ニボルマブ治験開始)→47 (9/21:最小値)→ジーラスタ注射開始→ 62 (10/11)→61(11/1)→52 (11/22)
※ 溶血(赤血球が壊れること)の影響でALPが下がったとも思慮されますが、PSA
も減少しており骨転移は順調に改善していると見られます。
溶血の原因は、治験コーディネーターによれば点滴の針の刺し方の不具合の可能
性が高いとのことです。
血液検査、点滴は、点滴用の針を刺して採血 → 採血結果を踏まえた診察(好中球
数等確認)→ 点滴となります。
■ ドセタキセル併用ニボルマブ治験延期
私のドセタキセルの副作用は、脱毛を除けば骨髄抑制により白血球中の好中球が
かなり減少することです。このため点滴投与の翌日に好中球を増やすジーラスタ注
射を行っています。
本日の好中球数は、白血球数2.61×1000×%NEUT(好中球比率)45.4%=1185個
であり、治験でドセタキセル投与ができる好中球数の最低基準1500個まで回復して
いなかったため、本日のドセタキセル併用ニボルマブ治験点滴は中止となりまし
た。
1週間後に血液検査、その結果が良ければドセタキセルを減量してその1週間後に
治験再開することとなりました。
ドセタキセルの投与量は、今回の治験は国際治験のため欧米標準の最高量である
75mg/㎡(体表面積)を投与していますが、当院(日本)では通常70〜60mg/㎡
を投与しており、次回から60mg/㎡に減薬するとのことです。
投薬効果がしっかり出ており、好中球回復を願うばかりです。
「奇跡の寛解」の夢を追いかけます。