Steven Wilson関係でもう1作。

Black Sabbathの1972年発売の4枚目となるアルバム「Vol.4」の豪華仕様「Vol. 4: Super Deluxe」が発売中。

バンド自ら初めて時間をかけて製作した作品と言い、そのためか多くのヴァージョンが残っていたため作品化出来たものと思われる。

アルバムは、初のセルフ・プロデュース、初のアメリカ録音で、2曲のインストルメンタル曲、Tony IommiとGezzer Butlerがキーボードも演奏したり、バラード曲もありという意欲作で全英アルバム・チャートで8位、全米アルバム・チャートで13位を記録し、RIAAからプラチナ認定を受けた。
このボックス・セットは、4枚のCDに全60Pの豪華ハードカヴァー・ブックレットとポスターを封入。

CD1はオリジナル・アルバムのAndy PearceとMatt Worthamのよる最新リマスター版。

CD2はOuttakes - New MixとしてSteven Wilsonがミックスした未発表の6曲を収録。
CD3はAlternative Takes, False-Starts & Studio DialogueとしてこちらもSteven Wilsonがミックスした未発表11曲を収録。
CD4はLive in the UK 1973というアルバム発売当時のライヴがほぼ完全な形で収録。

1973年3月のイギリス・ツアーは、もともとライヴ・アルバムとして発売する予定があったため録音されていたが、最終的にお蔵入りとなってしまもの。

一部は1980年に「Live At Last」として発売されたもので、3つの会場のライヴからRichard Digby-Smithによりミックス、編集されたもので12曲中3曲は未発表曲となっている。