さくらももこ | 紘田結菜のブログ

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太ももと鎖骨とトークがふふふ
ツイッター@hirota_yuuna
漫画大好き。

こんにちはおねがい
紘田ですラブラブラブラブ

今日はちょっと真面目な投稿になります。
ずっと話したかった…
紘田、読書すごく好きなんですよ。

で、さくらももこさんの本は大好きでかなりの数読んでるんですね。
なので今回、彼女が亡くなったニュースが本当にショックで、、、

紘田が小学生の頃、突如始まった学校でのゆとり対策、「朝読書」
朝読書とは、朝のHRまでの10分〜15分の間、読書をしましょうというものです。
ちなみにこれは高校三年生までありました。

朝読書の本は自分で持って来なければいけなく、当時は本が好きではなかった…というか、国語の授業は好きだったけれど、本を買って小説を読むようなことはしていなく、母に相談しました。

母は赤川次郎先生と筒井康隆先生の大ファンで、紘田にも教えてくれました。
そこから紘田は、この二大超有名作家の本の魅力に取り憑かれ、読書が大好きになるんですが…

中学に入った頃当たりに、さくらももこ先生のもものかんづめが大ヒット。
まわりのクラスメイトもみんな読んでました。

そのときまで、エッセイというものを読まずに生きてきて、なんとなく、毛嫌いしていたんですね。
小説の方が文学として優れていると。
エッセイは、文学と言えるのかと。
そんなことを思ってました。

それが、さくらももこ先生のエッセイはどれもバカ受けで、お腹を抱えて笑うほど、つい声が出てしまうほど面白く、また文章の読みやすさもピカイチで、自分の浅はかな考えはさくらももこ先生によって、打ち壊されました。

それから紘田は、さくらももこ作、と書いてあるものは片っ端から読み漁りました。

エッセイだけじゃなくコミックスも、本当に大好きで、時に笑わせられ、時に泣かされました。

また、コジコジという漫画があるのですが、
これは家族みんなで大ハマりし、アニメのDVDなど、何度も何度も全巻借りてきて、みんなで笑いながら見たものです。

今でも、全てのストーリー覚えていますし、グッズも雑貨屋で売ってると、買ったりしていましたね。

さくらももこ先生の作品の魅力は、小さな子供が笑えるのは勿論ながら、大人になっても笑えるんです。
ブラックなジョークで、笑っちゃいけないような、人間のいや〜〜な部分も含めて、本当にサラッと、クスッと笑える作品にしてくるんです。

この世に出てる小説や、アニメ、漫画、ドラマ、映画など、
「子供の頃は好きだった。」
「大人になってから面白さがわかった。」
というのはよくありますが、
「子供の頃も大人になってからも面白くて大好きだ。」
という作品は、この方しかあり得ないような気がしているのです。

思春期特有の異性が苦手な感じ、漫画家になりたくて、でもそれを親友のたまちゃんにしか言えなかったこと、同じ時期から投稿し始めて、先に売れたNANAの作者矢沢あい先生へのライバル心、息子さんにさくらももこであることを隠していたこと、どの話も大好きでした。
また、メルヘンな世界観、タイトルの可愛らしさなどもドンピシャで好みでした。

今思い出しても涙が出ます。
もうこれ以上、作品を読むことができないなんて。

でも、今ある作品を大事にしていこうと思います。
本当に、エッセイの入り口はさくらももこ先生でした。
ありがとうございます。
こんなに面白いジャンルを教えてくださって。
こんなに面白い作品を書いてくださって。
大好きでした。
これからも、大好きです。

安らかにお眠りください。