本日は父の命日でした。


もう10年も経ちますが、


未だに、お供えを考える時、「お父さん何食べたいかなぁ」とあれこれ考えます。


こんなふうに思うのは実の父だからです。


正直、

祖父母や義理の父母の死は悲しくはなかった…


やはり

こころが

どれほど近いか…


によるのです。


それにしても私はいじょうなほど

考えます


母が、そこまでやる人いないと思う

といいます。


悲しみは確かに十年も経つと薄れますが、

父への想いは、何年経とうが熱量は変わりません。


なぜでしょうかね。


病気で最期は食べられなくなって

痩せ細って亡くなるのは

珍しいことではなく、

だいたいの人がそう辿るものかもしれません


でも


たくさん食べたいもの食べさせたかった


もっと幸せな想いをさせてから死なせてやりたかった


別れとは思ったよりも早く来たりするもので、


今がどれほど大切か


ということを


改めて思う日が命日でもあります。


最期はキレイな姿で迎えたいとか


ピンピンコロリとか


色んな考えはありますが


骨と皮でも生き抜いて闘い抜いた姿は

尊いと今思います。


仏壇にもたくさんお菓子や果物

大好きだった缶コーヒー

お供えして


お墓参りにはおだんごと

小さいビール