22km過ぎ
痛めていた左足が限界に達しました
ただ2kmくらい歩いてたらなんとかゆっくり走れたので
そこから30km地点までだらだら走りました
もう、歳も歳だし、これが最後かもしれないと思うと、最後にもう一度速く走って終わりたいと思い、30~35kmをキロ5分で走ってみました
1kmくらいでまた悲鳴をあげましたが、なんとか持ち直し35kmまで行けました
速く走れるって気持ち良かった
そこで再発し本当に終わりました
リタイアしようかと思いましたが、今までタイムを気にして毎回スルーしてきた名物の日向夏ゼリーを最後に食べたいと思い歩きました
途中、5回くらい座り込みましたが、なんとかたどり着けました
美味しかったぁ
あと、5km
痛みに耐えながら歩きました
急に雲ってきて風もやや強く身体が冷えたのも二重の苦しさでした
もう、完走する意味もなく思えましたが、ふと、別大でDNFし、周りがみんなフィニッシャータオルをもらっているのを横目に泣いたことを思い出しました
絶対タオルもらおう
何人もの仲間に抜かれる度に励ましてもらって、力をもらいました
最後、残り数百mのところでずっと競いあってきたクロアチアのモドリッチと一緒になり、見ず知らずの方でしたが思いきって声をかけてみました
その方は急遽、代走を言われたらしく、練習不足で足をつってばかりだったそうです
「本人はワールドカップ勝ち進んでますからね」
と笑い合いながら2人でゴールしました
タイムは5時間10分でした
42歳から始めて、約10年、マラソンやトレランに取り組んできましたが、ここで一区切り
夏場、怪我する前は絶対サブ3やってやると思ってましたが、これまでのように自分の時間を、人生を犠牲にし続けるのはやめます
来春からは新しい人生の道へと進もうとも思ってます
いつか怪我が癒えて走れるようになったら
また、どこかのマラソン大会を走っているかもしれません
その時まで
good-bye