カビラブルーに感動、そしてリゾートの夜へ ― 石垣島で過ごす、贅沢な時間

 

米子焼工房・シーサー農園を後にし、石垣島を代表する絶景スポット「川平(かびら)湾」へ向かいます。

距離は近く、車で15分もかかりません。

 

ところが、さすがはミシュラン・グリーンガイド三つ星の景勝地。

駐車場へ入る車が次々と並び、入場まで約30分かかりました。

人気の高さを実感します。

 

ちなみに、この駐車場は現金が使えません

私はクレジットカードで支払いましたが、訪れる予定の方はキャッシュレス決済の準備をしておくと安心です。

 

駐車場から歩いて砂浜へ向かうと、目の前には真っ白な砂浜とカビラブルーと呼ばれる海。

そして雲ひとつない青空。

この日は快晴で風もほとんどなく、まさに川平湾が最も美しく見える条件がそろっていました。

暑さはかなりのものでしたが、それ以上に景色の美しさが勝ります。

 

波打ち際では、3人組の女性が楽しそうに写真撮影中。

一人ずつ撮ったり、二人で撮ったり、三人で並んだり。

ポーズを変えながら、何度もシャッターを切っています。

 

私が川平湾に着いてから帰るまで、ずっと同じ場所で撮影会を楽しんでいました。

それだけ、この景色を背景に写真を残したくなる気持ちがよく分かります。

 

砂浜は思っていたほど混雑しておらず、ゆったりと散策することができました。

海を眺めると、浅瀬の淡いエメラルドグリーンから、沖へ向かうにつれて深い青へと変化していく美しいグラデーション。

まさに「カビラブルー」という言葉がぴったりです。

 

川平公園の展望台へ上がると、ガイドブックやポスターで何度も見た、あの有名な景色が目の前に広がります。

 

「本当にこの色なんだ。」

 

写真以上の美しさに、しばらく見入ってしまいました。

 

展望台から海を眺めていると、透明度が高いので魚の群れがよく見えます。

「あそこにも。」

「こっちにも。」

 

と、魚影を探していると、突然とんでもないものを発見しました。

ゆうに1メートルを超える大きな魚です。

 

人がたくさんいるにもかかわらず、まったく警戒する様子もなく悠然と泳いでいます。

その姿を動画で撮影していた、その時でした。

 

突然、大きな魚が小魚の群れに向かって猛ダッシュ!

「バッシャーン!」

大きな水しぶきが上がります。

 

あまりの迫力に思わず見とれてしまい、動画のフレームから魚が外れてしまいました(笑)。

その後は何事もなかったかのように、ゆったりと湾の中央へ泳いでいきます。

 

 

水しぶきと逃げ惑う魚たちは少し映っていますが、肝心の大物は撮り逃してしまいました。

 

釣り好きとしては、

「ルアーを投げたら一発で食いつきそうだな。」

と思わず考えてしまいます。

 

もちろん、川平湾は景観保護のため釣りは禁止

さらに潮の流れが速いため遊泳も禁止です。

この美しい景色を未来へ残すためにも、大切なルールですね。

 

十分に絶景を満喫し、公園内を歩いて駐車場へ戻ります。

駐車場周辺には飲食店やお土産屋さんが並んでいますが、朝のホテルバイキング、そして「ぱぱや」さんの生ジュースのおかげで、まだお腹はいっぱい。

今回は立ち寄らず、宿泊先へ向かうことにしました。

 

今日宿泊するのは、川平湾から車で約10分。

海沿いに建つ石垣シーサイドホテルです。

到着したのは午後2時30分頃。

 

チェックイン開始は午後3時からの予定でしたが、少し早めに部屋へ案内していただけました。

 

 

 

このホテルにはコテージタイプの客室もありますが、今回は海を一望できるオーシャンビューを選択。

7階の部屋です。

 

部屋へ入り、バルコニーへ出た瞬間、

「これこれ、この景色!」

と思わず声が出そうになりました。

 

目の前いっぱいに広がる海。

南国らしい空。

まさにイメージしていたリゾートホテルそのものです。

 

荷物を置くと、まずは冷蔵庫からオリオンビールを取り出します。

 

暑い一日を過ごした後の一杯は格別。

 

オリオンビール特有の軽やかでスッキリした飲み口が、体に染みわたります。

やっぱり、このビールは南国の景色によく似合います。

 

ホテル全体もとても落ち着いた雰囲気でした。

プールでは家族連れが楽しそうに遊び、

ビーチではカップルやグループが、それぞれ思い思いの時間を過ごしています。

 

石垣市街地ではアジア圏からの観光客を多く見かけましたが、こちらでは欧米からの旅行者が多い印象でした。

ビーチパラソルの下で読書をしたり、のんびり景色を眺めたり。

 

その姿まで絵になります。

 

私も空いているビーチチェアに寝転んでみました。

……しかし、どうにも落ち着きません(笑)。

 

普段やり慣れていないからでしょう。

 

離島の磯で岩の上に寝転ぶのは平気なのですが、リゾートホテルのチェアは何となくそわそわしてしまいます。

人は慣れた場所が一番落ち着くものですね。

 

それでも、海風を感じながら過ごしているうちに、心の動きまでゆっくりになっていくのが分かりました。

これがリゾートの時間なのでしょう。

 

夕食は、朝のうちに石垣港でしっかり準備してあります。

 

マルハ鮮魚店で買った新鮮なマグロ、イカ、海ぶどう。

フェリーターミナルで買ったおにぎりやサンドイッチ。

そしてマックスバリュで購入したオリオンビールと焼酎。

 

レストランでいただく食事も魅力的ですが、部屋で景色を眺めながら地元の味を楽しむのも旅の醍醐味です。

そして、この夜にはもう一つ楽しみにしていることがありました。

 

石垣島の満天の星空です。

初日は雨で見ることができませんでした。

 

今夜は快晴。

リゾートホテルの静かな夜に、どんな星空が広がるのでしょうか。

 

期待を胸に、石垣島最後の夜がゆっくりと始まります。