石垣島旅行記⑧ 100%生ジュースとジャングル探検 ― 石垣島の自然に圧倒された日
石垣市街地から川平方面へ向かう道路は、山間部を抜けていくルートになります。
実際に走ってみると、緩やかなカーブと適度なアップダウンが続く、とても走りやすい道路という印象でした。
道路脇には頻繁に「カンムリワシ注意」の看板が現れます。
カンムリワシと聞いて、どうしても頭に浮かぶのは具志堅用高さんです。
本物のカンムリワシを見て、そのイメージを上書きできないものかと思っていたのですが、残念ながら今回の旅では遭遇できませんでした。
(写真ACより)りりしい顔立ちで、どこか王者の風格があります。
後で調べてみると、カンムリワシは石垣島と西表島だけに生息する固有種で、国の特別天然記念物かつ絶滅危惧種。生息数はわずか200羽ほどだそうです。
道路に出てきて交通事故に遭うケースも多いため、あれだけ注意看板が設置されているのだとか。
「もし見かけても、車を止めて写真を撮ろうなんて考えちゃいけないな」
そんなことを思いながら、山間部を抜けていきます。
30分ほど走ると、視界が開け、海岸線が見えてきました。
最初の目的地は、以前からぜひ行ってみたかった「パーラーぱぱや」さんです。
お目当てはもちろん、名物のサトウキビと石垣産フルーツ100%のミックス生ジュース。
……とはいえ、今朝はホテルで人生最大級の朝食を食べているので、昼食はこのジュースです。
海岸線から山側へ300メートルほど登った場所にお店があります。
そして驚いたのは、その立地。
お店の裏側は完全にジャングルです。
しかも、そこは国の天然記念物に指定されている「ヤエヤマヤシ群落」。
入口まであります。
「ジュースを飲んだら、ちょっとだけ行ってみるか。」
この時は、本当に軽い気持ちでした。
今回注文したのは、ブレンドジュースAとブレンドジュースB。
確かどちらも600円ほどだったと思います。
店の前にはサトウキビの束が置かれていました。
1kgのサトウキビから400〜500gのジュースが取れるそうです。
店の横の作業場には、山のように積まれたサトウキビと、絞り終えた大量の繊維質の残骸。
さらに、実際に搾汁する機械も置かれていて、
「これは本物だ。」
と納得させられます。
快晴の青空の下で飲む冷たいジュースは格別でした。
濃厚なのに後味は爽やか。
身体の中に南国のエネルギーが流れ込んでくるようです。
ジュースを飲み終え、いよいよジャングル探検開始。
入口の門をくぐると、整備された遊歩道が続いています。
しかし、一歩足を踏み入れた瞬間、空気が変わりました。
周囲には見たこともない巨大な植物が生い茂っています。
見上げると、20メートルはありそうなヤシの木が何本も空を覆い、太陽の光を遮っています。
「えっ……何ここ?」
正直、軽い気持ちで入ったことを後悔するくらいの迫力です。
まるで映画『ジュラシック・パーク』の世界。
今にも恐竜が現れそうな雰囲気です。
恐竜が出てきても全く不思議ではない雰囲気!
クロツグの群生
その真下に立つと、圧倒的な存在感です。
カンムリワシと同じく石垣島と西表島だけに生息する固有種だそうです
近づくと甘い香りが漂っています。
シマオオタニワタリ
今回の旅の計画段階では、ヤエヤマヤシ群落を訪れる予定は全くありませんでした。
「ぱぱやさんの横に入口があるから、ちょっとだけ入ってみようか。」
それくらいの気持ちだったのです。
ところが、入ってみてびっくり。
奄美大島でもガジュマルの森や巨大植物群に圧倒されましたが、石垣島の自然もまったく負けていません。
ほんの入口付近の遊歩道を歩いただけなのに、そのスケール感と生命力に圧倒されてしまいました。
石垣島の自然の一端を体感し、改めてこの島の奥深さを実感しました。
そして次に向かうのは、今回の旅の中でも最も謎めいたスポット。
シーサー農園と米子焼工房です。
正直に言うと、出発前はそれほど期待していませんでした。
ところが、実際に行ってみると、その予想は見事に裏切られることになります。
広大な敷地。
そして、そこに立ち並ぶ圧倒的な数の巨大オブジェ。
私は普段、美術展や絵画展を見るのが好きなのですが、それらとは全く異なる種類のエネルギーを感じました。
理屈では説明できない
ただただ圧倒される
そんな場所でした。
写真も動画もたくさん撮ってきましたので、その驚きの世界は次回のブログでご紹介したいと思います。
石垣島。
本当に、驚きの連続です!!










