島時間のはじまり。石垣の朝、竹富島へ渡る

 

以前は釣りで離島の磯や堤防に泊まり込み、夜を明かすことがよくありました。天気の良い夜には、見上げれば満天の星空。まさに“星が降る”という表現がぴったりの世界です。

 

釣りの合間、堤防に寝転がってぼんやり夜空を眺めながら物思いにふける――あの時間が私は大好きでした。そういえば、何度かUFOらしきものを見たこともありますが、その話はまた別の機会に。

 

石垣島といえば、星空を前面に押し出したPRが多く、星空ツアーも大人気。今回の旅も「石垣で星降る夜を味わいたい」という思いが大きな目的のひとつでした。

 

1日目はあいにくの雨模様で少し諦めかけていましたが、明け方になると雲の切れ間からちらほら星が見え始め、やがて空は青く晴れ渡っていきました。

これは期待できる――。
2日目、3日目の夜への期待が一気に膨らみます。

 

石垣島の星空(写真ACより)・・これが見たいんです!

 

さて、2日目の今日は石垣港から八重山観光フェリーで竹富島へ向かいます。出発は朝9時30分。

 

その前に、宿泊しているBREAKFAST HOTELの受付横にあるサービスのスムージーで目を覚まします。カットして凍らせたミックスフルーツを専用ミキサーでグリングリン。

 

これが驚くほど濃厚でおいしい。フルーツ100%の自然な甘みが体に染み渡ります。

 

種類も4種類あり、緑は小松菜とバナナ、オレンジはニンジン・パイン・マンゴー。

朝から南国気分全開です。

 

今日は朝昼兼用で竹富島の食堂を楽しむ予定なので、ホテル名物の朝食バイキングは明日の楽しみに取っておきます。

 

ホテルから石垣港までは徒歩15分ほど。港に着いてまず探したのは、YouTubeでもよく見かける具志堅用高さんのモニュメントです。

 

「あった!」

 

 

実物大なので思ったよりコンパクト。でも、近づいて写真を撮っているうちに次々と人が集まってきます。

 

やっぱり具志堅さんは今も石垣島のヒーロー。ユーグレナモールにもグッズがたくさん並んでいて、地元で愛され続けているのがよく分かります。

 

そしていよいよ、八重山観光フェリーの竹富島行き定期船「あやぱに」へ乗船。

今回は事前予約済み。朝の便はかなり混み合うので、予約して正解でした。

 

 

釣りのために毎週のように船に乗っている私ですが、小さな船でも大型フェリーでも、乗るたびにわくわくします。

 

石垣港をゆっくり離れ、湾内を進む船。港には自衛隊の作業船、そして“JAPAN COAST GUARD”の文字が入った海上保安庁の巡視船。

 

石垣港が、日本の海を守る最前線であることを改めて感じます。

 

(心の中で敬礼!)

 

湾を抜けると、一気に加速。

 

速い!
 

みるみるうちに竹富島が近づいてきます。

遠浅の海がどこまでも続き、海の色は吸い込まれそうなエメラルドグリーン。これぞ八重山ブルーです。

 

竹富港に到着すると、集落の観光センターまで送迎バスで移動。ここが水牛車やレンタサイクルの拠点になっています。

まずは竹富島といえばこれ。
 

水牛車観光からスタートです。

 

 

 

のんびり歩く水牛。しっぽをフリフリしながら、どこか楽しそう。

 

細い石垣の道を、絶妙な距離感で器用に曲がっていく姿には感心するばかりです。ガイドさんはいるものの、水牛がしっかり道を覚えているようで、その頼もしさに驚かされます。

 

ガイドさんが三線を弾きながら島唄を唄ってくれたりもします。

 

 

 

石垣の塀、鮮やかなブーゲンビリアハイビスカス赤瓦屋根シーサー

ゆったり進む車窓から流れる風景は、時間までゆっくりにしてしまうようでした。

 

1時間ほどのはずなのに、普段よりずっと長く、穏やかな時間に感じます。
こんな島時間の流れに、ずっと身を任せていたくなります。

 

竹富島での移動は徒歩かレンタサイクル。今回は観光センターでママチャリをレンタルしました。

 

しばらくの愛車、その名も――水牛号

 

まず向かったのは「お食事処 かにふ」。開店直前だったので、ほとんど待たずに入店できました。

 

入口には個性的なシーサーが。

顔も力強くて、まるで「小さいことなんか気にするな!笑って生きよう!」と語りかけてくるようです。

 

 

ここでひとつ注意点。竹富島ではレンタサイクルも「かにふ」も現金が使えません。クレジットカードかスマホ決済のみ。

普段使っている楽天PAYは対応しておらず、今回はクレジット払いに。訪れる方は事前確認がおすすめです。

 

さて、お待ちかねのランチ。

注文したのはソーキそばタコライス

 

 

 

沖縄そばって不思議な食べ物です。最初は「ん?」と思うのに、気づけば無性に食べたくなる。

今回もひと口すすった瞬間、
「ああ、やっと食べられた」と、妙な安心感に包まれました。

タコライスは安定のおいしさ。

 

朝昼兼用の食事を終え、いよいよ竹富島サイクリングへ出発です。

 

次回は、スマホのYahoo!ナビを頼りに“水牛号”で竹富島を走り回る様子を書きたいと思います。

 

それにしても暑い!


さすが日本最南端。4月とは思えない日差しです。