先日書いたハーレーFXSの記事で、
もともとはCB750Fか**Z750RS(ZⅡ)**を探しに行ったつもりだったのに、
その場でハーレーに一目惚れして即契約……なんて話をしました。
でも実は、あの2台が心から消えたことは一度もありません。
特にZⅡ。もう、今や数百万円出さなければ手に入らない超プレミア車です。
CB750FもZⅡも、1980年代・1970年代のバイクで、
いまのマシンと比べると性能的には見劣りします。
それでも、かっこいいものはかっこいい。
そんな想いをこっそり満たしてくれるのが、プラモデルです。
実は私、時々無性にプラモを作りたくなるタイプで、
この写真のTAMIYA 1/6スケール CB750-FBは、
今から10年ほど前に制作したものです。
熊本地震の前は、30~40作品ほどを飾っていましたが、
地震のときは本当にショックでした。
丹精込めて1~2週間かけて作った作品たちが、次々と壊れてしまって……。
その中にはZⅡもあったのですが、
奇跡的に無傷で生き残ったのが、このCB750。
2輪なのに、あの大きな揺れの中でもキャビネットの中で倒れもせず、
ずっと静かに立っていてくれました。まさに“守られてた”ような存在です。
ちなみに現実のバイク、FZR1000のほうはというと…
2回の熊本地震の両方で転倒。
カウルは割れ、ミラーは折れ、タンクは凹み…もう散々な目に遭いました。
それでも、時々このCB750のプラモを眺めては、
「やっぱり今からでも実車欲しいな…」なんて考えてしまいます。
写真の色味が少し赤いのは、植物育成ライトの下で撮ったため。
カラーリングは、あの伝説の漫画**『バリバリ伝説』のグン仕様**です。
(わかる人には、きっとニヤッとしてもらえるはず)
思い通りにいかないことも多いけど、
こうして「好き」の形は、いろんな方法で手元に残せるんだなあと感じます。
次はZⅡの再挑戦も……あるかも?
