はい

旅立って行ったバイクは
スーパーカブC102号です

1965年式OHVエンジン。
カブに初めてセルモーターが
付いたモデル。

49ccだけど僕のは中古で買った時に
55ccにボアアップしていた。
なんで黄色ナンバーだった。

外観は1965年式、58〜9年前の
ほぼ還暦のバイクにしては
とてもきれいで、塗装も含め
98%はオリジナル状態。


だから僕は通称
「カブハウス」を敷地に設置して
雨、日光を避け大事にしていたのだが……

カブを買った時はSR400しか
持っていなかった。
だから一時期は短い距離を
毎日のように
乗っていたこともあった

しかしその後…

トライアンフ650TR6 (1971)
ヤマハGX750-Ⅳ (1980)
ブリヂストン90EA1 (1965)
スズキswish(2019)
滝汗
とリーマン財力wに物を言わせて
次々に旧車とスクーターを購入


正直、カブにあまり
乗らなくなってしまった。
(さらに正直に言えば
トライアンフに乗る時間が増えて
sRに乗る時間もだいぶ減ってしまった。
そして高速を使うような移動は
GXナナハンの出番となる。
結局旧いの好き?)


同い年で同じ位の大きさの
ブリヂストン90がエンジン、車体共に
とても良く走って
(速いのは2stだから当たり前だけど)
ポジションも良くなじみ
「こっちの方がカブよりも楽しいかな〜」
ってなった事も大きいかな?

今思えば、買った時は
妙に勇んで買ったけど
実は「スーパーカブ」という
車種にそこまで大きな思い入れも
なかったのかもしれない。


しかしスーパーカブって
いつも心の片すみで
1台そばに置いて置きたいな〜
って思わせるバイクであることは
間違いない。


今のカブよりもだいぶ小柄でとてもかわいい

買ってから約2000キロ弱乗ったかなー


だからまたそのうち
新旧どっちかは分からないけど
カブが欲しくなって
実際買ったりする
かもしれません?

原付括りの変更に伴う

スーパーカブ50の最終バージョン

てのも少しだけ惹かれるなー

ただ30キロ制限の不便さがね……




スーパーカブC102号は
僕の知り合いがヤフオクに
かけてくれた。 

彼は時々周囲の人のバイクを
ヤフオクに出したりして
落札者との交渉にも慣れてるから
安心して任せる事が出来た。


預ける前に一通り車体をきれいにして
アイドリングとランプテストの
動画を撮影。


ヤフオクでカブを検索すると
まあカブでも旧車という事か、
出品されてるきれいめの品物は
かなり強気の即決価格を
掲げてる人が多い中で
知人の戦略は
……

最初は即決35万円で反応を見て
次に1000円スタートで入札開始


終了日前日、12〜3万円で
停滞していたが
終了日当日にポンッポーン!と
上がっていって



無事に落札されSOLDとなりました。

落札価格257,000円です。

自分がバイク屋さんで買った時の
バイク単体の値段は約28万円だった。

どうやって売ろうか悩んでる時に
カブに強い某バイク屋さんに
写真と動画を送って
付けてもらった査定額は
8万円だったので
ヤフオクに出して正解!

思ったよりも
だいぶ高く売ってもらって
知人には感謝です。

バイクの受け渡し、金銭的なやり取りも
彼が全てやってくれて
僕がやったことはバイク掃除、撮影と
ナンバー返納の廃車手続きだけ。

落札したのは多分外国の業者さんで
受け取りに来たのは
マレーシア人だったとのこと。

積まれてしまうスーパーカブC102号: 知人撮影

なんでもアジア圏諸外国では
程度の良いOHVカブならかなりの高値で
取り引きされているそうだ。

僕のものだったカブは
日本から出国となるだろうが
スーパーカブは元々世界をターゲットに
して販売されているバイクなので
C102号もその役目を彼の地で
果たすことは本望でもあるだろう…
僕のとこであまり乗られないよりは。

写真を見直していると、
(あーこのバイクは今はもう僕の
手元にはなくて、もう二度と
出会うこともないんだろうなー)
とほんのりとしんみりしてしまう。

短い間だったけど
低速でとことこ散歩できる
楽しいバイクだった。

なんつったって……

セルも付いてたしね!(笑)