とうとう認知症の母の施設入居は明日となりました
ショートステイの期間が6月10日までで何とか間に合いました
しかしこの1か月弱は大変だった。
最初の2週間は毎日電話攻撃
”私はいつまでここにいるの”
”マンションにはいつもどれるの?”
私の答えは。
”リハビリして酸素の管理できるようになったら帰れるよ”
母:えー、この酸素ずっとつけてるの???ならもう死んでもいいやー。
私:でもね。私もドクターも注射や毒であの世に送ることはできないんだよ
母:そうだね
この会話を100回はしています (つまり一日に5回くらいお答えしています)
しかし、この粘り強い刷り込みがよかったようで
ここ3日は電話攻撃から解放されました
さすがに状況を理解し
母も私に感謝するとともに、もう素直にいうことを聞こう、という気になったようです
こうして本人理解して施設入居がむかえられる、のは私には何よりものご褒美
私なりの介護目標達成なのでした
認知症介護って本当にやっている人にしかわからない世界
終わりの見えないストレスと戦うという苦しさ。
とにかく従うことの苦しさ。
自分の親が人間の心をもたなくなっていく姿を目の当たりにする苦しさ。
でも、いつもが大変すぎるので。
少しでもわかってもらえたときの喜び
小さな喜びとやりがいで、人は救われるんだなぁ、なんて
まあ、そんな。
小さな喜びを感じつつ、無事明日の入居を迎えたいと思います