これは、案外切っても切れない(というか切れたくない)ものなんじゃないかと。
母は引っ越しのときも、祖母から受け継いだ秘伝のぬか床を今の住居にもってきて、しばらくはしっかりぬか漬けつくってたんだけど。
でも認知症だから忘れちゃうんだよね、認知症にはぬか漬けの管理は無理
で、”ねーこれ、もうコバエがすごいから捨てたら?”
”コバエくらいわくのよ。大丈夫。捨てない!”
えっ、コバエはだしですか?と思ったものの、あえていわず引き下がる
でもその後もコバエ繁殖はすごくて。コバエホイホイおいてもホイホイにおそらく30%は引っかかってて割とすぐたまるんだけど、7割は浮遊しているかんじ。
途中から恐ろしくなり、ぬか床のふたをあけないで放置。約1か月。
やや頭がまともそうなときに”ねえ、これもう大変だから捨てたら?”といったらそうだね。とあっさり。怖いもの見たさで1センチだけふたあけたら、コバエが煙みたいに噴き出してきて。。。もう恐ろしくてやめた。
母がふたを全部あけたときはどんなだったんだろう?たぶんコバエの巣みたいになってたんだろうなー。ただ、そのくらいコバエが群集となることで、これは捨てようと思ったみたいで。案外、極度にコバエ温床化させる作戦は結構きくなと。
認知症でぬか床捨てられないおばあちゃん対応に困っている方にはぜひおすすめしてあげたいな。
コバエ温床化させるとあっさり捨てると思いますよ