新人教師・塾講師向け、授業ついてのおすすめ本 | 学ぶHIROSTUDY塾!知識勉強学問学習ブログ

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新人教師・塾講師向け、授業ついてのおすすめ本を紹介します。

1つ目は塾講師が書いた本を。




内容は基礎的で、精神論の部分が多いので、学校の先生でも広く共感を得られると思います。
ただもう実際に研修等されている方には、ちょっと物足りないと感じるかもしれません。
でも、研修の無い塾講師や学校の先生には参考になる部分があると思います。


2つ目は言わずとしれた超有名本です。




まさに授業技術の先駆けとも言うべき、向山洋一氏の代表作です。
教師になりたての頃にこの本に出会うと、授業が早く上達したと思います。
ただ、学校教師の視点なので、残念ながら塾では通じない部分も多々あります。
この本を読んだだけでその本質を理解して実践し、そしてすぐに授業がうまくなるのは、もともとセンスがいい人なのかもしれません。
でも、かなり大きな刺激が得られると思います。

なお、TOSS(教育技術法則化)についてはかなりの冊数を読みましたが、向山氏が直接書いている本以外はあまり参考にならなかったです。
やはり力のある教師が生み出した実践を、さらにそれを形にするという別の力を持った教師が携わったものでないとダメですね。
力のある教師は多数いたかもしれませんが、他の人に伝えると言う別の力を持った教師は向山氏を合わせてほんの数名だったと思います。
もしTOSS関連の本を買われるなら、布教活動気味の宣伝臭いものは避けつつ、実際に授業を実践していた頃の向山洋一氏本人が書かれた本を読むとよいと思います。


というのは、彼が編集だけをしたもの、彼の実践を横で見て他の人がまとめた類のものは明らかに情報としてのレベルが下がるので要注意といわれています。


そして3つ目。




向山氏本人以外が書いた本で、珍しく当たりだったものです。
これは向山氏がかつて直接書いた本何冊かの中から抜粋し、マンガで分かりやすくまとめたものです。
もしかするともとの本よりも分かりやすいくらいで、特に新人教師や授業スキルに意識がなかった先生にはおすすめです。

とはいえ、これも学校には当てはまるけど塾では…というものがいくつもあります。
私立と公立、普通科と実業系でも違ってくるところがあるでしょう。
そのあたりの自分の立ち位置に合わせた修正はどんな本を読む場合にも必要になるものなので、忘れないようにしてください。