初心者でも簡単にできるウェザリング ボトムズ編(追記) | ロードバイク初心者のblog 時々キャバリアのヴィン君

初心者でも簡単にできるウェザリング ボトムズ編(追記)

かくす前に完成写真。

いわゆる汚しというのに初挑戦。
色々と調べたり考えたり。
それと綺麗に完成させてから汚すのが一般的なようですが、私の場合はちょっと違う。

基本的に全てエアブラシで制作。
フィルタリングと墨入れのみ筆です。
筆塗り下手なんです。

調べたらヘアスプレーで上の塗装を本当に剥がして経年劣化を表現する方法があることを発見。

今回作ったのはペールゼンファイルズ版なので、過酷な戦場に投入され、死なない事を証明させられる可哀想な部隊の使用機なので、特に戦闘による汚れ、傷なんかが多い機体。

整備もセルフで、錆びも浮く。

なので、最初の塗装は重厚感を出す為に黒のサーフェイサー。そして錆びさせたい部分にだけ、オキサイドレッドのサーフェイサー。

この上にヘアスプレーを厚めに吹きます。
ヘアスプレーはケープのスーパーハードが一般的なようですが、私は100均のスプレーで代用。

しっかり乾いたら基本塗装に移ります。
基本塗装は薄く絞ります。
基本的に錆びのオキサイドレッドが消えないように。ここは見えなくなるんですけど😅

でも最もおきにいりはこの背中でした。
上から下に錆びが流れる感じ。
ここは好みですね。

現実にはもっとドギツイ錆びの水が下に流れていると思いますが、そこはスケールモデルなので、私はクッキリではなくエアブラシでボヤッと錆びが浮いて来ている感じを表現。

今回の塗装によるウェザリングの目的は、薄っすらとした錆びの浮き加減と、ぶつかったり打たれた部分の塗装の剥げ具合を本当に剥がして表現するというもの。

もちろん黒のサーフェイサーも完全に消すわけではなくグラデーションを加えます。
全ての部品を塗装し終わったら、塗装剥がしの一発勝負。
剥がしたいところを水を付けた筆でこするだけ。
特に擦れるであろう部分はかなり剥がしてます。
塗装が剥がれた部分に、黒と錆びの赤の二種類。

頭の上って剥げる?という疑問。
安心してください。剥げてます。
というのも、結構瓦礫が上から降ってきたりで上面も剥げるでしょ。

バイザーのガイドの溝も同様に、上下させれば剥げますし、そこに薄っすら錆びが浮く。

剥がした後は水分を綺麗に拭き取って乾燥させます。これをしっかりやらないと指紋型に剥がれます😅

腰の装甲なんて常に擦れてるはずなのでさびっ錆びのはず。とか考えて剥がす。手摺も錆びるわなとか。
よく見ると塗装が剥がれたのがわかります。
この太ももの関節部分と装甲が擦れる部分錆び。
結構リアルな感じになってきました。(自画自賛)

錆びさせたい部分にだけオキサイドを拭いてるので、黒の剥がれた部分とオキサイドの剥がれた部分が同居。


ミッションパックも同様に。予備のマガジンは新品と思って派手なチッピングは不要。ドライブラシでシルバーを入れたのみに。
だってそんなボロボロでは変形してジャムるでしょ。😎

ミッションパック自体は厚めの金属なので、エッジが剥がれる感じに。


デカール貼り。
デカールも真新しいので汚す必要があります。しかも塗装と一緒に剥げてしまったりもあるはず。
墨入れ用のウェザリング液で黒くしたり引っ掻いたり。
こんな風に違和感がなくなるように。
明度を落としておきます。
白いデカールは汚して灰色に。
それと全体にウオッシング用のイエローを部分的に塗って拭き取る作業をこの時点で。

ボルト部分はイエローを拭き取らずに錆びて固着してる雰囲気を。
デカールは全ては貼ってません。基本的な部分のみ。目立たないようにという考えであって、決して面倒とかの理由では…😅

マシンガンは黒サフの上に基本塗装をグラデーション風に。その上からドライブラシでガンメタで使用感を出します。

この手のスケールモデルの武器って意外に使用感が難しかったりするんですよね。イメージしたのは全体にマッチした使用感。使い込まれた実銃の雰囲気ですかね。

手首あたりはエッジは絶対錆びるでしょ。
装甲を止める台座も同様。


足回りは最も汚いはずです特にキュイーンってローラーダッシュすれば、こんあたーんぴっくの台座全面なんかぶつかって剥がれるは錆びは出るはで、大変なことに。

そして、トップコートにつや消しを複数回。厚めにトップコートを吹くのは、剥がれ防止です。手で触ったり擦ると剥がれてきますので、厚く覆って剥がれを抑制。

つや消しのボトムズは使用感とじゅうりょうかんが出ますよね。

同時に台も製作。
用済みのスタイロフォームの表面をちぎって、砂表現の表面塗料を使って塗ります。
スタイロフォームは塗装のクリップをグサグサさしてたやつ。なので穴も開いてます。
乾いたら濃淡を出す為に、サンドイエローをその上から吹きます。


イメージはこの箱絵です。
可動部分が特に汚い。

スターロボットではなく、使い捨ての汎用機。
やられますし無傷ではありません。

どうでしょうか。
ウェザリング初めてとしては上手くいきました。
もっと腕があれば凄いのができそうですが、そこは初心者。

ということで完成です。
初心者でもこのくらいまではできました。
筆塗りでエッジにジャーマングレーを塗ってとかは、正直ウェザリング初心者は自信も腕もありませんが、へアスプレーチッピングなら、初心者でもできます。

塗装工程は面倒ですけど、簡単に剥がせるのでおススメ。

弾切れでマガジン交換のジオラマ完成です。
じおらまの岩もスタイロフォーム。
左足は地面に若干埋めています。

落としたからのマガジンもその重量で少し埋まるかなって。
普通の銃器はマガジンは左なんですが、このマシンガンは右。
右手に銃を持つと左手でマガジン交換をすることに。

そうするとこんな姿勢と銃もマガジン取り付け位置が上に来るはずと思いこんなポーズ。

はい、バンダイのスコープドッグ、ペールゼンファイルズ版のキリコ機完成!

さて隠さないとまたいじりたくなっちゃう。